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でじたる雑記  2005/04


2005/04/05 (火) bookmark 多幸兵衛

N-MIX関係の飲み仲間(rockwall,kinsam,hiralius,myuu)で,久々に多幸兵衛で宴会。明石焼きと京風おでんの店だ。ご主人が骨折して休んでいるとのことで一部食べられないメニューもあったが,相変わらず美味しい。こういう店が練馬にもあるといいのになあ。

2005/04/07 (木) bookmark 運転免許の更新

今年は運転免許の更新の年。誕生日は先月だったのだが,トマムに行ったりしてゴタゴタするため落ち着いてから…と考えていたらすっかり忘れていた。

なんとか思い出して今日,会社を半休して更新に行ってきた。練馬区の場合,石神井警察署まで行かなくてはならない。電車で石神井公園駅まで行き,そこから徒歩10分。窓口で書類を書いたところで,本籍が変わったため住民票も提出しなくてはならないことに気がついた。幸い区役所の石神井出張所が近くにあるのでそこまで往復するだけで済んだのだが,ハガキはちゃんと細かく読んでおかないといかんよな。

昼前にようやく更新手続きを済ませ,無事に新しい免許証を貰った。天気が良くて暑い。区役所で書類を貰う用事があったし忘れ物もあったので,いったん練馬の自宅に戻り,ついでに夏物スーツに着替えて会社に向かった。先週までコートを着ていたというのになあ。ここ数年は季節のスイッチがいきなり切り替わる感じがする。

2005/04/09 (土) bookmark 谷中墓地で花見

谷中墓地で花見。元々は日経MIX時代から続いているイベントで,現在はtempla_3さんが仕切っているものだ。参加したのは数年ぶりだが,相変わらず楽しいひとときを過ごせた。花宝でも買っていこうかと思ったのだが,アシさんが旨い日本酒(春霞 吟醸生酒)を持ってくるというので,東武でベルギービールを数本買って行った。私見だが花見にはやはりブーン・フランボワーズの大瓶が定番だと思う。

アシさんの勧めで,近くにある「ねんねこ屋」という猫グッズ専門店にも行ってみた。いろいろ猫グッズが売っているし,本物の猫も数匹飼われていて楽しい店だった。

桜のトンネル
桜のトンネル
満開
満開
ねんねこ屋
ねんねこ屋

2005/04/10 (日) bookmark ラリン

お昼ごはんに何かエスニック系料理が食べたいということで,myuuさんがどこかから聞きつけてきた江古田のトルコ・ペルシャ料理の店「ラリン」に行ってきた。

江古田駅南口のすぐ近く。入ってみると他の客は居ない。若干の不安を感じつつ,メニューを見る。食べ放題コースもあるのだが,そこまで沢山食いたいというわけでもないので,二人客向けの「ラリン・キャバブセット」を注文した。

ラリン・キャバブセット (2人分:3,200円税別)

*ジュジェキャバブ
*クビデキャバブ
*チンギスキャバブ
*大盛ライス
*ナン2枚
*サラダ
*ピクルス
*ソフトドリンク2杯

キャバブ(ケバブ)というのは肉を焼いた料理の総称らしい。ジュジェキャバブは鶏肉,クビデキャバブは羊の挽き肉,チンギスキャバブは羊肉をヨーグルトに漬け込んだものをそれぞれ串に刺して焼いてある。金属製の大きな串はまるで剣のようだ。それぞれがとても美味しいが,特にチンギスキャバブが非常に美味しくて印象的だった。

トマトも串刺しで焼かれていたが,これはライスに載せて食べる。ライスは非常に細長いインディカ米で,焼きトマトを混ぜて食べるとパスタの一種のように思えてくる。ナンは非常に薄いペラペラのものだ。キャバブをこれで巻いて食べると美味しい。オマケでサービスしてくれたトマト味のスープも美味しかった。また行きたい店だ。

3種のキャバブと焼きトマト
3種のキャバブと焼きトマト
大盛ライス,サラダとスープ
大盛ライス,サラダとスープ

2005/04/14 (木) bookmark 風邪

花粉症の季節になってから初めて風邪をひいた。花粉症と合わさって鼻水は出まくるは大変なことになった。月曜から調子が悪かったのだが,火曜日は大事な会議があったので多少無理して会社に出た。しかしその夜から39℃近い高熱でダウン。結局今日まで2日,会社を休んでしまった。

風邪としての症状自体は治ってきているのだが,熱だけがなかなかひかない。近所の医者に診てもらったが,おそらくウイルス性の風邪だろうとのこと。インフルエンザの可能性は無いだろうということで,抗生物質と咳の薬を処方してもらった。

2005/04/16 (土) bookmark なかまる鮨

風邪はなんとか治ってきて,金曜は無事に仕事に出ることができた。

myuuさんが旨い寿司を食いたいというので東林間の「なかまる鮨」へ寿司を食べに行くことになった。メンバーは前回と同じtomtiaさん,ひらりん,myuuさんと僕の4名。今度は季節が違うので鰤は無かったが,カワハギやヒラメなど美味しい魚を沢山食べることができた。

ヒラメのエンガワ
ヒラメのエンガワ
カンパチ
カンパチ
カワハギとカワハギの肝醤油
カワハギとカワハギの肝醤油
特大活帆立貝
特大活帆立貝
大トロ
大トロ
サラダ巻
サラダ巻(アボカド入り)

Webサイトのメンテナンスについてご主人と話が盛り上がってしまい,結局17時から23時まで6時間も居続けることになった。帰りは小田急の急行がすでに無くなっていたが,普通列車を使ってなんとか電車だけで帰り着くことができた。しかし疲れたな。(笑)

2005/04/17 (日) bookmark 蕎麦と芝桜

秩父で芝桜が見頃らしいということで,atlanさんが車を出してくれたのでgalshy,myuuさんの4人で見に行ってきた。10時過ぎに練馬を出て関越道に乗る。花園インターで高速を降りて秩父に向かうのだが,高速出口付近からずっと渋滞している。その後も進んだり渋滞したりを繰り返しながら13時頃になんとか「こいけ」に到着した。

こいけは去年行った千葉の「そばいち」の主人が修行した店で,非常に評価の高い蕎麦屋だ。以前から一度行きたいと思っており,やっと念願かなったということになる。

駐車場に車を停め,店の前にできている行列の末尾に並ぶ。行列は30人ほどだ。蕎麦が無くなってしまわないか心配だったが,結局1時間ほど並んで14時過ぎに無事に入店することができた。初めてなのでとりあえず基本ということで,せいろ,田舎そば,変わりそばの3つがセットになった「三色もり」をオーダーした。変わりそばはケシの実の入ったケシそばだった。せいろは香り高く,田舎そばはコシが強くて旨い。変わりそばはケシの実の香ばしさとソバの香りが合わさってなかなか面白かった。

こいけ
こいけ
店内
店内
草切りそば
galshy師が食べていた草切りそば
三色もり
三色もり

食後はいよいよ芝桜を見に羊山公園へ向かった。臨時駐車場になっている小学校の校庭に車を停め,歩いて公園に向かう。公園には急な坂道だが距離が短いルート(汗見坂)と,なだらかだが距離の長いルート(牧水の滝経由)の2つが設定されていた。上り坂が苦手なmyuuさんも居るのでなだらかなルートを選択し,ゆっくりと公園に向かった。それにしても人が多い。人込みに揉まれるように歩いてようやく目的地「芝桜の丘」にたどりついた。

芝桜は背丈の低い多年草で,芝生のように地面を覆い一斉に花を咲かせる。広大な斜面がピンクや白の花で覆われた眺めは壮観だ。ただとにかく人が多くて通路部分はどこも人だらけという状態であり,のんびりと花を鑑賞する気分にはなかなかなれないのが残念だった。しばし眺めて写真を撮った後,汗見坂の方から帰ることにした。みやげ物屋等の出店が多数出ている広場があり,ソフトクリームを買って食べる。あずき入りを食べたらあずきがなかなか美味しかった。

羊山公園は芝桜以外に普通の桜も沢山ある。都内ではもう散ってしまっているがこちらは若干標高が高いためちょうど今が満開になっていた。広い公園のあちこちに花見客がシートを広げている。しだれ桜などがとてもキレイに咲いていた。

汗見坂は確かに急勾配で,降りるだけでもかなり脚が疲れた。歩いて駐車場となっている小学校に戻る。トイレに寄ったらその近くのケージの中に孔雀が居て,近づくと尾羽根を広げてキレイな紋様を見せてくれた。

芝桜の丘
芝桜の丘
芝桜の丘
芝桜の丘
芝桜(リットルドット)
芝桜(リットルドット)
芝桜(モスバリエガタ)
芝桜(モスバリエガタ)
芝桜を模したコンペイ糖
芝桜を模したコンペイ糖
満開のしだれ桜
満開のしだれ桜
孔雀
孔雀
孔雀のけつ
めずらしい孔雀のけつ(笑)

その後は寄居町のスーパー銭湯「彩ノ湯」で一風呂浴びてから帰路についた。

秩父の芝桜は西武線の車内広告でかなり大々的に広告されているので,ある程度人出がある事は予想していたが,まさかこんなに混んでいるとは思わなかった。もう少し落ち着いて観賞できると良いのだが,町おこしの一環でもあるようなので仕方がないところなのかもしれない。

2005/04/19 (火) bookmark アームストロングとハミルトン

ランス・アームストロングが4/18の記者会見で今年のツール・ド・フランスを最後に引退することを表明した。この日に記者会見をやるという報道がなされてからずっと予想されていたことで,驚きよりも「ああやっぱりか」という印象が強い。一時代を築いたスター選手の引退は寂しいことでもあるが,ツール7連覇が達成されるのか,それとも新たな若い力に倒されるのか楽しみでもある。できれば後者であって欲しいものだ。僕はランスのファンではあるけれど,このまま勝ち逃げで終わるのはあまりにもつまらない。

一方で延々と審議が続いていたハミルトンのドーピング問題だが,最終的にはクロと判定され,2年間の出場停止処分となった。34歳という年齢を考えると事実上,選手生命は絶たれたと言える。真相はわからないがとにかく残念な結果だ。

ハミルトンが去り,アームストロングも今年限りで去る。同年代のウルリッヒらも時間の問題で,いよいよ世代交代の時期になるのだろうか。寂しくもあり,楽しみでもある。


2005/04/23 (土) bookmark 宮崎へ

母が亡くなってから一年が経過した。命日は5月4日なのだが,連休なので前倒しで一周忌を行うことになった。

宿は去年の7月にも泊まったホテルJALシティ宮崎だ。部屋はそれほど広くないが新しくて快適だし,全室ブロードバンド接続環境がある。場所も市街地の中心部なので非常に便利なホテルだ。JTBで2泊のツアーを探したら,結局JALツアーズのパックが安いのでこれを使うことにした。飛行機がJALなので去年の嫌な思い出がよみがえるが,さすがにまだ台風は来ないだろうと割り切った。

朝09:05発の便で羽田空港を飛び立ち,10:40頃には無事に宮崎空港に到着した。レンタカーも去年の7月と同様にトヨタレンタリースを使った。今回は多少大きめの車の方が疲れなくて良いだろうということで,事前にプリウスを予約しておいた。トヨタレンタリースでは車のサイズだけで料金が決まるためカローラでもプリウスでも同じ値段なのだ。白いボディのプリウスに乗り込み,運転するmyuuさんが始動ボタンを押す。プリウスは始動手順が普通の車と少し違うので予備知識が無いとかなり戸惑う車だ。もっともmyuuさんは以前atlanさんのプリウスを運転した経験があるので,何とか思い出して無事に始動できた。実際の運転は普通のAT車とほぼ同じ操作になる。

ホテルのチェックイン時刻は14時なのでまだかなり時間がある。そこで,今ちょうど開催されている「みやざきフラワーフェスタ」を見に行くことにした。メイン会場は青島の近くにある「こどものくに」という遊園地で,空港から15分ほどで行ける。公式の駐車場はすでに満杯なので近くに設置されていた臨時の駐車場に停めて入園した。

入園してみると僕の記憶にある「こどものくに」とはずいぶん様変わりしていた。考えてみると25年ぶりだから当たり前だよな。(笑) フラワーフェスタは一番奥のエリアでやっているようなので,歩いてその方向に向かった。途中に大きな観覧車があったのでとりあえず乗って上から眺め,その後フラワーフェスタの会場に向かった。会場はさまざまな花が咲き乱れていて非常に美しかった。クジラやイルカを模して鉢植えを立体造形にしたものや,いろいろな工夫がしてあって面白かった。

観覧車から見たフラワーフェスタ会場
観覧車から見たフラワーフェスタ会場
クジラ
クジラ
イルカ
イルカ
フラワーフェスタ
フラワーフェスタ
フラワーフェスタ
フラワーフェスタ
花のオブジェ
花のオブジェ
日南海岸を模した花壇
日南海岸を模した花壇

フラワーフェスタの会場から入り口方面へ戻って歩くと,偶然兄の一行に出くわした。今日は夕食を一緒に食べる予定は立てていたが,昼間は別々に過ごすことになっていたのでびっくりした。もっとも,この時期の宮崎市には他にみるべき物はあまりないので,時間があるならここに来るぐらいしか選択肢が無いのは確かだ。

兄たちはこれからフラワーフェスタの会場に向かうところだったので,そこですぐに分かれて僕らはホテルに向かうことにした。途中,大きな電気屋に寄ってアニソンのCDを購入した。実は持ってくる予定だったCDを忘れてしまったのだ。何か良いものがないかと物色したら,ビクターの面白いアニソンコレクションCD2枚あったのでこれを買って出た。

すでに13時を過ぎていたのでホテルに向かった。チェックイン時間より早めだが部屋に入れてもらい,一休みしてから昼食に出かけた。昼食は「おぐら本店」でチキン南蛮を食べることにした。この店は宮崎名物であるチキン南蛮の発祥の店と言われる洋食屋だ。山形屋デパートの裏にひっそりと建っている。ずいぶん久しぶりに食べたが,変わらない味でとても旨かった。

その後はボンベルタ橘で買い物をし,去年も行った「フルーツ大野」まで足を伸ばしてみた。結構満腹なので最初は見るだけにしようと思っていたが,結局あまりに美味しそうなのでパーラーの席に座ってマンゴーパフェを食べた。宮崎マンゴーを贅沢に使った美味しいパフェだが,今年の物はアイスクリームがやたら多く,去年の物よりフルーツが減ってしまった印象があるのが少し残念だった。

ホテルに戻り,しばらく休憩する。軽く昼寝をし,夕方の約束の時間になったので兄から指示されていた「ととや」に向かった。ここは海鮮料理の店だ。刺身やタケノコ,ウチワエビなどどれもなかなか美味しかった。

チキン南蛮
チキン南蛮
マンゴーパフェ
マンゴーパフェ
ウチワエビ
ウチワエビ

2005/04/24 (日) bookmark 一周忌

一周忌の法要は11:30開始予定だ。とりあえず実家に集まり,車に分乗して菩提寺である直純寺へ向かった。ツツジの季節なので,境内もツツジやサツキの鮮やかな花があちこちで咲き乱れていた。遅れ咲きの桜もあった。甥っ子たちはいろいろな昆虫類に夢中になっている。緑が多く,空気が美味しい。やがて時間となったので本堂に入る。間もなく住職が現れ,お経を上げて母の冥福を皆で祈った。

法要の後は墓参りのため市内の墓地に向かう。プリウスを始動するとハンドルの上に突然緑色のバッタが現れ,myuuさんが軽いパニックになる。一度車を停め,ドアを開けてなんとか退散願った。ドアを開けたほんのわずかの時間に入り込んでいたようだ。

四十九日の時は台風で天気が悪くてその日のうちには墓参りできなかったのだが,今回は天気もおだやかで気持ちよかった。墓前でmyuuさんとの結婚などさまざまな事を父母や祖父母に報告した。その後は大宮小学校の近くにある「アーリー」という洋食屋で食事をし,実家に一度戻ってから解散となった。

いろいろと疲れたのでホテルに戻って一休みする。魚もチキン南蛮も美味しいものを食べたので,今日の夕食は宮崎牛を食べようということになり,有名なステーキハウス「ミヤチク」に予約の電話を入れた。ところが今日の予約はすでに一杯で,開店直後にもかかわらず10組ほど並んでいるという。さすがにこれでは仕方がないので他をあたることにした。焼肉屋なら去年も行った「アパス」などいくつか選択肢があるのだが,今回はステーキを食べたいと思ったので,ガイドブックをいろいろと調べて結局「らんぷ亭」という洋食屋に行くことにした。電話予約で無事に席を確保できた。

予約は19時なので時間が少しある。そこで,去年も行った「ねこまや食器店」に行ってみようということになった。猫グッズの専門店で,11月に郊外に移転して大きくなっているらしい。ガイドブックに載っていた地図が間違っていたため少し迷ったが,なんとか店にたどりついた。商品は多少増えているようだが,それほど変わらない感じだ。むしろ狭かった店がゆったりと見られるようになったというメリットが大きいようだ。僕ら以外の客は居なくて,こんな郊外でやっていけるのか人ごとながら心配になる。しかし近くにイオンの巨大なショッピングセンターが建設中なので,どうもそれを見越した移転ということのようだ。車社会なので駐車場さえあれば距離は問題ではなくなる。猫型リュックの面白いのがあったので一つ購入して店を出た。

いったんホテルに戻り,徒歩で「らんぷ亭」に向かう。「らんぷ亭」というと有名な全国チェーンの牛丼屋があるが,この店はたまたま名前が同じだけで別の店だ。昨日行った「ととや」のすぐ近くだが,多少分かりにくい場所に店があった。入店すると30席ほどの店内はかなり狭くて居心地は良くない。しかも次々に客がやってきて満席に近い状態になった。これは失敗したかなと思ったが,いまさら出るわけにも行かないのでそのまま食事をすることにした。

メニューを見ると宮崎牛のステーキは3,100〜4,200円だが,コース料理をオーダーするとこのステーキ込みで3,500〜5,500円になるという。コース料理ではステーキも含めて7〜8品の料理が出るそうだ。なんとも不思議な料金体系だが,ともかく5,500円のコースを食べてみることにした。

*シメジのバター炒め
*活アラ(クエ)のカルパッチョ
*揚げナスとキスのピリ辛ソース
*地鶏のホワイトレバーペーストとバケット
*タラバカニのクリームコロッケ
*サザエのオーブン焼き
*空豆のスープ
*おいしいトマト
*宮崎牛ヒレステーキ(150g)
*チョコタルトと紅茶のムース
*コーヒーまたは紅茶

いきなりアラ(クエ)が出てきたのには驚いた。幻の高級魚と言われる大きな魚だ。身が締まっていて少し硬い感じだが旨味はしっかり感じられて美味しかった。もちろんステーキやその他の料理もなかなか美味しくて,これで5,500円なら安い。調理人は二人しか居ないようだが,客席が多い割には料理は手際よく出てきて待たされることがほとんどなかった。もっともコロッケは皿にコロッケだけ載せてあるといった感じで,付け合わせを一切省略していたので,このあたりに手際の良さの理由があるのだろう。客としてもつまらない付け合わせを付けられてもうれしくは無いので,これは合理的だと思った。客席が窮屈なのと禁煙席が無いのが残念だが,それでもまた来たいと思わせる店だ。

活アラ(クエ)のカルパッチョ
活アラ(クエ)のカルパッチョ
タラバカニのクリームコロッケ
タラバカニのクリームコロッケ
サザエのオーブン焼き
サザエのオーブン焼き
宮崎牛ヒレステーキ(150g)
宮崎牛ヒレステーキ(150g)

2005/04/25 (月) bookmark 霧島神宮と関之尾の滝

法事も終わり,今日はフリーなのでドライブしようということになった。主要な観光地である日南海岸と西都原古墳群は去年行ったので,今回は霧島神宮に行くことにした。昔は遠かったが,今は道路網が整備されて高速道路もあるので日帰りで簡単に行くことができる。

10:30頃にチェックアウトし,宮崎インターから高速道路に乗って都城方面へ向かった。宮崎市内では雨がぱらついたりしていたが,山之口SAあたりで雨は上がって薄曇りの天気となった。暑からず寒からずちょうど良い気候だ。高原インターで高速を降りて国道223号を霧島神宮に向かった。樹木が多く,窓を開けて走ると空気がおいしくて心地良い。道は空いていたので12時頃には無事に霧島神宮に到着した。

霧島神宮は1400年以上前に創建されたと伝えられる歴史の古い神社で,天孫降臨神話の主役であるニニギノミコトを祭神としている。霧島連山は宮崎県と鹿児島県の県境なので,霧島神宮自体は鹿児島県側に少し入った所にある。参道の入り口には国歌にも歌われている「さざれ石」があった。また境内には樹齢800年という巨大な杉の御神木があり,御神木以外にも巨大な木が沢山あるのが実に印象的だった。美しい本殿にお参りし,おみくじを買う。myuuさんは大吉,僕は小吉だった。

さざれ石
さざれ石
御神木
御神木
巫女さん
巫女さん
社殿
社殿

お昼を過ぎているので,近くにある「がまこう庵」という手打ち蕎麦の店に向かった。ガイドブックにも載っている有名店なので混んでいるかもしれないと思ったが,平日のためか客はまばらだった。メニューは暖かい蕎麦がメインで,冷たいざるそばは種類が少なかった。ざるそばと長寿田舎そばを注文し,myuuさんと交換しながら両方を食べた。田舎そばは蕎麦の香りが芳醇で素晴らしい。ざるそばは蕎麦自体も美味しいが,つゆが出汁の利いた甘めのもので特に美味しかった。関東のそば屋は醤油の強いつゆがほとんどだが,やはりこういうつゆの方が旨いと思う。

「がまこう庵」を出た後はそのまま県道を都城方面に向かったが,時間もあるので関之尾の滝に寄り道することにした。関之尾の滝は幅40メートル,高さ18メートルの巨大な滝だ。滝の上流には大規模な甌穴(おうけつ)群があり,以前から一度見に行きたいと思っていた。甌穴はきれいに丸く穴が残っているものは少なく,ほとんどは半分に欠けた形になっていたが,それでもなかなか雄大で面白い風景だった。

がまこう庵
がまこう庵
関之尾の滝
関之尾の滝
甌穴(おうけつ)群
甌穴(おうけつ)群
甌穴(おうけつ)
甌穴(おうけつ)

その後は都城市の市街地に向かった。ガイドブックに載っていたフルーツパーラータナカに行ってみたかったからだ。この店はフルーツ大野と同様に果物屋でパーラーを併設しているものだ。場所柄,フルーツ大野より大きな店構えで,パーラーにも客が沢山居た。

宮崎マンゴーパフェと日向夏パフェを注文して食べる。マンゴーパフェは大野で食べたものよりマンゴーが多くて美味しかった。もっとも値段も高いのだが,宮崎マンゴー自体が高いので仕方のない所だろう。日向夏パフェは日向夏の果実をうまく容器にしていて,アイスクリームの中に日向夏のピールが入っていてこれがまた旨かった。「この店が近所にあったら通ってしまうね」というのがmyuuさんの感想。僕も全く同感だった。

日向夏パフェ
日向夏パフェ
宮崎マンゴーパフェ
宮崎マンゴーパフェ

都城インターから高速道路に乗って宮崎空港に向かった。プリウスにガソリンを満タンにして返却する。三日間でおよそ160kmほど走ったのだが,わずか8.6リットルの補充で済んだ。本当にすごい低燃費だ。

夕方の便で羽田に戻ったが,ちょうど鹿児島から帰って来たmotoka先生と合流。羽田第2ターミナルの「新宿アカシア」で食事をしてからリムジンバスで練馬まで帰った。ハードなスケジュールだが非常に充実した旅行だった。

2005/04/29 (祝) bookmark 貴族の務め(Adel Verpflichtet)

ゴールデンウィークが始まったが,サーバーの保守作業のため午前中は会社に出た。夕方からhanaさんやtakechi夫妻と遊ぶことになり,とりあえずカラオケを2時間ほどやってから,motoka先生と合流して我が家でテーブルゲームをすることになった。

カタンをやろうかという話もしていたのだが,ちょうど5人居るので久々に「貴族の務め(Adel Verpflichtet)」で遊ぶことにした。1990年度のドイツゲーム・オブ・ザ・イヤー受賞作で,僕のお気に入りのゲームの一つだ(ちなみにカタンは1995年度のドイツゲーム・オブ・ザ・イヤー受賞作)。

基本的には各自のコマをスタート地点からゴールまで導くスゴロク形式のゲームなのだが,サイコロを一切使わず,毎回のカードプレイの結果でコマを進めていく。他人の行動を予測し,できるだけ競合しない方を選択するとうまくいくというタイプのゲームなので,読み合いとかけひきがとても面白い。プレイするのは数年ぶりなのでルールの細かい点を思い出すのに手間取ったが,なんとか1プレイできた。皆も面白いという感想を持ってくれたようで良かったと思う。近い内にまた遊びたいものだ。

2005/04/30 (土) bookmark マビノギ - Fantasy LIFE!

オンラインで多人数で遊ぶコンピュータゲームにMMORPGというジャンルがある。有名どころは「ウルティマ オンライン」や「ファイナルファンタジーXI」などだ。myuuさんはいろいろやっているが,僕はこの手のゲームはプレイ時間が長くなりすぎることからずっと敬遠していた。

ところが,最近myuuさんがプレイしている「マビノギ」というゲームを後ろで見ていたら非常に面白い。いろいろ考えたが,とうとう自分でもやることにした。ちょうどゴールデンウィークなので,RPG特有の最初に時間がかかるフェーズはなんとかこなせるのではないかと思ったからだ。

マビノギは韓国で開発された最新のMMORPGだ。韓国では2年ぐらい前から開始されていたそうだが,日本ではこの4/26に正式運用を開始した。3D描画だが,キャラクターはトゥーンレンダリングを使ったコミック調で非常にかわいらしい。しかしいわゆる「萌え」を狙った等身の低いキャラというわけでもなく,リアリティも高い。また背景や動物,モンスター等の描画も非常に美しい。視点をいろいろと変えて見ることができ,空を見上げることもできる。面白いのはキャラクターの髪形や目,口などの形,それから髪と目,肌の色をかなり幅広い選択肢から選ぶことができる点だ。このため自分とまったく同じ容姿のキャラに出会うことは非常に少ない。また,衣服の種類や色のバリエーションも豊富なため,さらに個性的なキャラを作っていくことができる。自分のキャラや友達のキャラにいろんな服を着せ変えて遊ぶことができる点は実に魅力的で,特に女性のプレイヤーに好評だ。実際myuuさんは友達の女性キャラと服を交換しあったりして似合う,似合わないと楽しく遊んでいる。

マビノギでは親しい仲間を集めてギルドという組織を作ることができる。myuuさんの加入しているギルドのメンバーにパーティを組んでもらい,パーティクエストという方法で初期のレベル上げを助けてもらった。このため,初日でレベル1からレベル15まで一気に上げることができた。普通に一人でプレイしていたら1週間以上かかるそうだ。


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