2000年シーズンの幕開け  (1999.12.4)


アイスクラッシュで、充分な積雪!

今年の五ヶ瀬は、ちょっと違う。
オープンの日が、例年よりも一週間ほど前倒しされて、12月4日となったのである。
というのも、最新の人口造雪機、アイスクラッシュシステムを導入したからにほかならない。1億8000万円の設備投資を行って、導入に踏み切った。

それは、さっそく大きな成果をおさめたと言っていい。12月4日、期待と不安を入り交じらせながら五ヶ瀬のゲレンデに立ったとき、そう思った。ゲレンデいっぱいの幅、とまではいかないものの、充分な積雪量があったのである。

1000メートルコースは、ちょっと厳しいかな?

今年の五ヶ瀬のもうひとつのウリに、「シーズンを通じて1000メートル滑走可能」というものだある。その言葉通り、12月4日も、全リフトが動いていた。
さっそく、パラダイスコースの下半分、通称「地獄谷」に行くことにした。

しかし早速、係員に止められた。
「ここから先は、一応滑れますが、プラスノが出ているところもあるので、板が傷つくおそれがあります。自己責任で行って下さい。」
なるほど、事前に通告してくれるあたり、心配りがなされているな、と感心しつつ、コースの状態を知るためにも、滑り降りた。

コースの状態は、写真の通り。
向かって右半分しか滑れない上に、緑のプラスノがむき出しになっている。もちろん、ちゃんと滑れるのだが、「充分な積雪」とは言い難かった。
でも、例年なら雪のかけらもないこの時期に、ここまで雪を付けられるのだから、すばらしいことにはかわりない。1000メートル滑れるおかげで、オープン初日にしては、例年に見られるようなリフトの大混雑は見られなかった。

ファンスキーヤー、急増!

2000年シーズンは、もうひとつ、劇的な変化がある。それは、「ファンスキー」の急増だ。
ファンスキーは、昔からあった。五ヶ瀬では、「ガウアー」という板のレンタルもしていたし、98シーズンには、サロモンの「スノーブレード」も登場していた。ところが今年は、例年と違う。ファンスキーの割合が、一気に跳ね上がっているのである。
ざっと見て、2割〜3割がファンスキーのような気がした。ゲレンデの下の方では、ジャンプ台を造って遊んでいるグループが....
と思ったら、掲示板で常連の、ひこさんやごっちゃんたちだった。宮崎組、熊本組、大分組、福岡組が集まって、あそんでる。「ファンスキーのWA! 九州支部」で集まっているらしい。インターネットを通じたファンスキーのグループ、いいですねぇ。

掲示板メンバー、多数目撃

このほかにも、掲示板のメンバーはたくさん滑りに来ていた。
先のひこさんをはじめとする宮崎組5人。ごっちゃん、モトマツさんはじめ、大分組。ともおうさん、Keit-arrow さんたち、熊本組。他にもUTOさん&EMIさん、いのいのさん、ガッツさん、などなど、多すぎて憶えていない(^^;

葡萄さんも来ていたと思われるのですが、ごめんなさい、発見できませんでした。
なんとマサさんは、足にひびが入って、スノーモービルで運ばれたらしい(^^; マサさん、お大事に。
さらに、掲示板以外の知り合いも何人かいて、ゲレンデにいる知り合いは、30人に迫る勢い。いやー、スキーの輪が広がってきて、とっても楽しかった、2000シーズンの初滑りでした。