ダイナミックコースに挑戦!


1.高まる期待

ダイナミックコース開放のニュースを聞いてから5日目。 今日もコースが使えることを祈りながら、五ヶ瀬スキー場にやってきた。
駐車場へと続く坂道で、まずびっくり。路面は、完全な氷だった。 これまでに、こんなに寒いシーズンはないはずだ。
「こりゃ、ダイナミックコース、いけるな!」
にわかに、胸が躍り出す。

2.チャレンジ!

そして、午前10時。ダイナミックコースが解放された。
ゲレンデのスキーヤーが一斉に集まり、2、3人ずつ滑る。私たちも並んで順番を待ったが、待ち時間のドキドキすること!
「滑れるかなぁ。たぶん、大丈夫だろうけど、どうかなぁ。」

そうこうしているうちに、順番が回ってきた。
滑り出してびっくり。「ジャリジャリ! ガリガリ!」という、いやな音の連続だった。氷の固まりはゴロゴロしているし、傾斜はあるしで、かなり滑りにくい。
だめだ、こりゃ。 はじめはそう思った。
しかし、やがてそんな状態にも慣れてきたのか、それともみんなが滑ったのでコンディションが良くなったのか、回を重ねるごとに、思い通りに滑れるようになってきた。

やがて、コースの所々に土が見えだしたので、ダイナミックコースへの挑戦も、 終わることとなった。
「ひょっとしたら、二度と滑ることはできないかも知れない。」
そんなことを思いながら、初めて解放されたコースを滑れたことに、満足した。