関空発・バンクーバー 〜いちばん長い1日 〜


1月12日(日)

★関西国際空港

初めて、関西国際空港に降り立った。
国内線が2階、国際線が4階にあるので、乗り継ぎは超楽勝。 エスカレーターを登って、ものの5分もかからない。
羽田−成田の時間が読めない恐怖の乗り継ぎを思うと、天国のようだ。

開港してからわずか3年。
最新の国際空港は、使い勝手もいいし、デザインも洗練されている。
なんといっても、きれいで広々としているので、気持ちがいい。日本を代表する国際空港、かくあるべし、という感じだ。

宮崎から直接関空に来た私は、ここで熊本組と合流。
そう、私は 熊本県庁スキー愛好会に入会して、今回のカナダスキーに参加したのだ。
宮崎県民としては初めての会員なので、いきなり宮崎支部長の大役(?)も任された。

ほとんどが初対面の人だが、これから6泊8日のカナダスキーを共にする大切な仲間であり、スキーの先輩たちでもある。
というわけで、今回のカナダスキーツアー、一行12人がそろい、いよいよカナダに向けて出発の運びとなったのです。

★カナダへの長い道のり

カナダ・バンクーバーへの飛行機は、AIR CANADA エアバス。
国際線は座席がせまっくるしいというイメージがあったが、このエアバスはそうでもなかった。国内線のエアバスと同等のゆとりがあって、エコノミークラスでもなかなか快適だ。

飛行時間は約9時間。
早速、機内サービスでカナダのビールを飲む。うーん、日本のビールとはどこか違うな。
気分は、すでにカナダに飛んでいる(^^)

長い長い空の旅も終わりに近づいたとき、窓の外には、雄大な山々が見えてきた。 あれが、ロッキー山脈なのだろう。

宮崎−東京便で富士山を見ることがあるが、その富士山が1000個くらい並んでいるようだ。

★そしてバンクーバー

そして、カナダ・バンクーバー空港に到着。
現地時間では、まだ12日の午前11時。関空を午後7時に出たのに、時間が戻っている。日付変更線を超えたから当たり前なのだが、不思議と言えば不思議だ。
なにせ、私にとって1月12日という日は、40時間以上あったことになるのだ。
「一生でいちばん長い日」になったかも知れない(笑)

バンクーバー国際空港は、なんと去年の夏に開港したばかりだという。
ほー、どうりできれいだと思った。関空もきれいだったが、やはり新しさではバンクーバーの方が勝っている。しかし、最新の空港2つを渡り歩くなんて、気分がいいな。

現地ガイドさん(日本人です)によると、年末にカナダは74年ぶりの大寒波に見舞われ、バンクーバーもドカ雪。ウィスラーのゲレンデは、氷点下20度(!!)まで下がったというから驚き!
おまけに空港が機能しなくなって、日本に帰れなくなったスキー客もいたとか。
幸い、我々が到着したこの日は、平年並みの気温。天気には恵まれそうだ。

そして、宿に着いたのは午後7時頃。
明日からのスキー天国に思いを馳せつつ、「いちばん長い1日」は、閉じていった...