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でじたる雑記 2002/02
- 2002/02/03 (日)
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昨日届いたDELL Precision WorkStation 530を組み上げる。個人でメーカー製パソコンを買ったのは1995年のPC-9821Xa7以来だからずいぶん久しぶりだ。Xeon (Prestonia) 2.2GHz dualということで現時点での最高速PCである。つかの間の天下だろうけど。(笑)
OSはWindows XP Professionalがプリインストールされている。まずHDDを別のPCにつないで初期イメージをDriveImageで吸い上げた。付属してきたHDDは20GBと小さいもの(80GBまで選択可能だが割高)なので,別の80GB HDDにイメージを移してから起動してみる。うまく動いた。
とりあえずDVStorm-RTをセットアップして,StormBenchを計測してみた。さすがにこれまでのあらゆる報告を上回る値(694/バッファ1秒・845/バッファ5秒)が出た。
Prestoniaと言えばHyper-Threadingが注目の的だが,デフォルトでは無効になっていた。しかしBIOSにこれを有効にする設定項目を発見。めでたくHyper-Threadingで稼働させることができた。タスクマネージャ画面にCPUのグラフが4つ表示されている。
もっとも体感速度に変化なし。(笑)
StormBenchの値も変わらなかった。MPEGエンコーダの類では変わってくる可能性があるが,時間切れで検証できず。次の週末ですな。
- 2002/02/09 (土)
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カノープスのDVコンバータユニットADVC-100にとんでもない機能があることが判明。下手すると回収騒ぎに発展する可能性もあるので,急遽1台確保に走ることになった。(笑)
先月はD-VHSキャプチャの件で急遽Windows XPを買いに行くはめになるし,なんか今年はこんな話ばかりだな。
- 2002/02/10 (日)
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i-modeから会社のメールサーバーにアクセスできるシステムを構築している関係で,ついに自分の携帯電話もi-modeに変更することにした。N503iが安いので狙っていたら,いつの間にか一斉に売り切れ状態に。仕方がないので結局N503iSになってしまった。ああ芸が無い。[^^;]
- 2002/02/11 (祝)
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Precision 530の実使用環境構築がようやく完了。メインOSはWindows 2000 Professionalとした。結局Hyper-Threadingは有効性はあまり無いようだし,一部のアプリのXP対応にまだ不安があるので,XPはデュアルブートで補助的に使う予定。DVStormの新しいβ版ドライバを試したり,D-VHSキャプチャなどの検証用のテスト環境として有効活用できるだろう。
自分でOSを入れてみて気がついたのだが,i860というチップセットにはサウンド機能が内蔵されているようだ。Xeon用のハイエンド系チップセットにそんなローエンド向けの統合機能が入っているとはちょっと意外だった。
Windows 2000でもStormBenchの結果はほぼ同じだった。また,Hyper-ThreadingはWindows 2000では認識せず2CPU扱いのままになるという話も実際に確認できた。
- 2002/02/24 (日)
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2/22〜24にかけて,岩原にスキーに行ってきた。毎年恒例のピザ食いだおれツアーである。同行諸氏は2/22(金)の夕方出発の予定だったが,休みを取って昼から一人で先に行くことにした。新しいスキー板を購入したのだが,これがミニモノという全く未知のものなので,すいている平日に練習しようと考えたのだ。
この板は正式名称をJAMTRICK union 4x4という。TRANSONICという日本のメーカーが制作しているものだ。全長74cmのミニスキーなのだが,左右に分かれていない1枚板である。
事前に先駆者のサイトでどういうものか学習し,ストックも持っていった。しかし想像以上の難物だった。まず宿の前で板を履いたが,そこからリフト乗り場までの数十メートルが長いこと。両足を固定してしまうとそもそも平地では進むことすらできない。当たり前だが,スケーティングができないからだ。結局リフトの乗り降り時にはスノーボードのように片足を外して歩くのが賢明なようだ。
リフトの乗り降りも緊張感が伴う。まるで初心者の頃に戻ったようだ。中央クワッドをなんとか無事に乗り降りして,メインゲレンデに降り立つ。岩原に行ったことがあればわかると思うが,このゲレンデは広大な緩斜面で,普段なら目をつぶっていても滑り降りられるような非常にぬるい斜面だ。しかしいざこのミニモノをはいてみると,これが果てしなく長かった。
緩斜面といっても最初の100メートルぐらいは比較的斜度がある。もちろん普段ならぬるい斜面にすぎないが,これが異様に急斜面に思えた。とりあえず斜め滑走を始める。この板は左右に分かれないので,必然的にボーゲンはできない。というかパラレルしかできないという方が正しいか。減速するためにはターンして板を横向きにするしかないわけだ。滑っては転びを無数に繰り返して,クワッド横のコースをなんとか降りきった時には40分ほどかかっていた。
結局この日は2時間かけて3回滑り降りた。続く2日間も何度か滑り,最後には連続ターンらしきものができるようになってきた。しかしまだ快適な滑走にはほど遠い。バランスがうまく取れていないので異様に体力を消耗する。また,スキーで本来使う内エッジが存在せず常に外エッジを使って滑るため,普段とは全く異なる筋肉を使うのも確かだ。一日3回も滑走するとヘロヘロになるため,残りの時間は別に用意していたBiGFOOTに乗り換える毎日だった。
とはいえ,板の性格についてはだいたい分かってきた。まずSnowBladeやBiGFOOTといった普通のミニスキー板より滑走時の安定感が高い。これは幅の広い板に常に全体重がかかっているためと考えられる。またストックについては必ずしも必須ではないなと思えた。確かに全く斜度の無い平地ではストックを使わないと身動きできないのだが,それ以外の局面では無くてもなんとかなりそうだという感触を得たからだ。転んでから起き上がる時も,手を突いて上体を起こすと同時に,浮いている側の足を強く踏み込むと割と簡単に起き上がれる。もちろん現状では崩れたバランスをストックを突くことで随時補正している状態なので,ストック無しでやっていけるかどうかは不安ではある。(笑)
まだまだ先は長そうだが,滑走の安定感は魅力に感じられる。ちゃんと滑りこなせるようになると面白そうだと思った。