初版:2001/01/16
改訂:2001/02/22
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BSデジタル導入記  −BSデジタルの概要−

BSデジタルチューナーは相変わらず供給不足状態が続いているようですが,私は幸運にも2000年9月末に松下製チューナーを購入することができました。その後試験放送を経て12月には本放送が開始されたわけですが,いろいろと話題の豊富なデバイスです。しかし,BSデジタルの実態は複雑でわかりにくい話が多いのも事実です。

本記事では,私なりに理解できた範囲でBSデジタルとは何なのかを整理してレポートしてみたいと思います。長くなってしまったので二部構成に分割しました。前半ではBSデジタルとはいったいどういうものであるかを解説します。後半は実際に導入してみた印象についてレポートします。

CONTENTS
1.BSデジタルとは?
2.BSデジタル放送の内容
3.ハイビジョン映像
4.デジタル音声
5.ラジオ放送とデータ放送
6.電子番組表(EPG)
7.BSデジタルを視聴するには?
8.拙宅のBSデジタル環境
9.チューナーの購入とセットアップ
10.BSデジタルの画質
11.チューナーの操作性
12.予約録画 − アナログ入力ビデオ編 −
13.コピーワンス問題
14.実際に放送を視聴して
15.BSデジタルの今後

nextprev 1.BSデジタルとは?

BS衛星放送は1989年の開始以来,アナログ方式で放送されてきました。BSデジタルは伝送方式を完全にデジタル化した次世代のBS衛星放送です。

表1.BSデジタル放送と従来のBS放送 (2000年12月現在)
  BSデジタル放送 従来のBS放送
映像信号 デジタル (MPEG2) アナログ (NTSC/MUSE)
音声信号 デジタル (AAC) デジタル (PCM)
チャンネル数 【注】 HDTV放送×7
SDTV放送×6
ラジオ放送×23
データ放送×31
HDTV放送×1
SDTV放送×3
ラジオ放送×1
HDTV: ハイビジョンテレビ (1080i または 720p)
SDTV: 標準画質テレビ (480i または 480p)

映像信号がデジタル化されたことと,チャンネル数が大幅に増えたことが従来のBS放送との主な違いです。映像信号にはDVDでも使われているMPEG-2という圧縮方式を採用しており,これにより高画質の信号を効率よく送ることができるようになりました。テレビ放送がハイビジョン主体となったこともBSデジタルの特徴と言えます。従来のBS放送でもMUSE方式によるハイビジョン実用化試験放送のチャンネルが1つだけあり,NHKと民放が相乗りする形で放送を行っていましたが,BSデジタルでは各社それぞれ独立してハイビジョン放送を行っています。

音声信号は従来のBS放送でもすでにデジタル化されていましたが,非圧縮のPCM方式でした。BSデジタルではMPEG-2 AACという新しい圧縮方式が採用されています。

以後,本記事では従来のBS放送の事をBSアナログ放送と表記することにします。音声信号がデジタルである以上こういう呼び方は正確ではないとも言えますが,郵政省やNHKの広報資料でもこう呼ばれていますし,他に適当な呼び方が無いのでご了承願います。

BSアナログ放送は2007年まで放送を継続することになっています。つまり2007年にはBSデジタルに完全に移行してしまうということになります。

※2007年の廃止が決定しているのはハイビジョンだけで,SDTVのBSアナログ放送についてはまだ廃止時期が決まっていないというご指摘を後日受けました。ここで訂正しておきます。
【注】BSデジタルのチャンネル数はHDTV/SDTV/データのそれぞれに依存関係があるため,数え方の基準をどう設定するかによって総数は異なってしまいます。ここでは次のような考え方で数字を示しました。

nextprev 2.BSデジタル放送の内容

2000年12月現在,BSデジタル放送には表2のようなチャンネルがあります。

テレビ放送はBSアナログ放送を行っていたNHKとWOWOWに加えて,地上波キー局系の各社が参入しています。さらにCATVなどで映画専門チャンネルとして長年放送をしてきたスターチャンネルが加わっています。

BSデジタルではHDTV(ハイビジョンテレビ)放送×1ch分の帯域を分割してSDTV(標準画質テレビ)放送×3chという構成で放送することも可能です。つまりSDTVならば1つの局で3つの異なる番組を同時に放送することができるわけです。しかし実際にHDTVとSDTVを積極的に切り替えながら放送しているのは今のところWOWOWだけです。NHKはHDTVとSDTVにそれぞれ独立したチャンネルを持っていますので切り替える必要がありません。地上波キー局系の各局は一部で試験的にSDTVで複数チャンネル放送を行ったりもしていますが,ほとんどはHDTVだけで放送しています。またスターチャンネルは元々SDTV用の帯域しか割り当てられていません。

放送されている内容ですが,ハイビジョンの旗振り役で豊富な自前コンテンツを持つNHKと,BS専門局であるWOWOWはそれぞれかなり力の入ったコンテンツを用意してきています。しかし,地上波キー局系各局のプログラムはどうもパッとしません。「東洋経済」誌の記事でも指摘されていましたが,地上波各局がBSデジタルに参入したのは放送業界への新規参入者を排除して既得権益を守るためという後ろ向きの理由からであり,ハイビジョンで放送しているのも単に3ch分のコンテンツを用意できないためだ,という話は残念ながら説得力があります。

表2.BSデジタル放送のチャンネル (2000年12月現在)
事業者 チャンネル名 HDTV SDTV ラジオ データ 有料 備考
NHK NHK BS1
NHK BS2
NHK BS HiVision
NHK データ1
NHK データ2


103
101
102
 


700
701




BSアナログ 7chと同じ内容
BSアナログ11chと同じ内容
BSアナログ 9chと同じ内容
気象情報
NHKニュース
BS日テレ BS日テレ
ヒーリングステーション
衛星版ラジオ日本
BS日テレデータ
141 141〜143
444
445



744



日本テレビ系
音楽
ラジオ日本
BS朝日 BS朝日
BSAラジオ455
BSAラジオ456
BS朝日データ755
151 151〜153
455
456



755



テレビ朝日系
BS-i BS-i
ニュース・情報チャンネル
BS-academia
BS-iデータ
BS-iデータ
161 161〜163
461
462



766
768




TBS系
ニュース・情報
大学生
BSジャパン BSジャパン
BSJ 471ch
BSJ 472ch
Jプラス777
Jプラス778
Jプラス779
171 171〜173
471
472



777
778
779





テレビ東京系
音楽
マザーアース
BSフジ BSフジ
LFX 488
BSQR 489
BSフジ 780
BSフジ 781
181 181〜183
488
489



780
781




フジテレビ系
ニッポン放送
文化放送
WOWOW WOWOW
WOWOW2
WOWOW3
WOWOW wave1
WOWOW wave2

WOWOW Crusing
Life Style Navigator
191 191
192
193



491
492





791
792






BSアナログ 5chと同じ内容
BSデジタルのみの番組
BSデジタルのみの番組
音楽
音楽
番組案内
生活情報
スターチャンネル スターチャンネル
番組案内
  200  
800

映画専門
番組案内
BSC マーケット・チャンネル
カルチャー・チャンネル
    300
301
 
ラジオたんぱ系
ミュージックバード Blooming 316
ANA WORLD TOUR STATION 317
B&M 318
OPERA MY SEAT
    316
317
318
319
 


音楽・朗読など
音楽旅行
出版物連動
オペラ
JFN JFN1
JFN2
JFN3
JFN4
    320
321
322
323
 


地上波民放FM局系
セントギガ セントギガ
スタジオ セントギガ
セントギガ番組案内
    333
633
636


BSアナログ版と同じ内容
メガポート メガポート放送
ファーストニュース
メガ坊ファミリー登録
909番組サービス
      900
901
906
909



総合編成
ニュース
ウェザーニュース ウェザーニュース1       910 気象情報
デジキャス デジキャス933       933 双方向番組(ショッピング等)
日本データ放送 日本データ放送940
日本データ放送944
日本データ放送945
      940
944
945


総合編成
読売新聞ニュース
美術・音楽
メディアサーブ タイム番組
直営広場
      955
956

総合編成
日本メディアーク Tivi! 963       963 時事通信・共同通信のニュース他
日本BS放送 999バンキング
999ショッピング
チャンネル999
      997
998
999


富士銀行口座管理
ビックカメラ
総合編成

  テレビ放送をメインとする放送局
  ラジオ放送専門局
  データ放送専門局

nextprev 3.ハイビジョン映像

BSデジタルの最大の目玉は何かというと,やはりハイビジョン(HDTV)の映像でしょう。どのくらい違うのかは実際の画面を見れば一目瞭然なのですが,ここでは数字で示しておきます。

表3.BSデジタルで使われる画面モード
  ハイビジョン(HDTV) 標準画質(SDTV)
画面モード 1080i (1125i) 720p (750p) 480p (525p) 480i (525i)
解像度 1920×1080 1280×720 720×480 720×480
画面の縦横比 16:9 16:9 4:3 4:3
走査方式 インターレース プログレッシブ プログレッシブ インターレース

一般的な地上波テレビ放送は上記のSDTV(480i)を使っています。単純に画面のピクセル総数で比較すると,HDTV(1080i)はSDTVの6倍の情報量を持つことになります。このぐらい大きな差があると,素人目にもはっきりと分かる画質の違いとなって現れます。実際,BSデジタルのHDTV映像は非常に緻密で美しく,まるで動く写真といった印象があります。高画質メディアとしてはDVDが一般に広く知られていますが,DVDに収録されている映像もSDTVです。BSデジタルのHDTV映像はDVDをはるかに超える超高画質なのです。

さて,表3では4つの画面モードを示しています。解像度と走査方式に応じて各モードに名前が与えられているのですが,名前自体に2種類の付け方があるため,非常にわかりにくく混乱を招きやすくなっています。名前に使われている1080や480といった数字は,走査線の本数を示しています。画面に表示されている走査線の本数は画面の縦方向の解像度と同じになるわけですが,実際には画面に表示されない部分にも走査線は使用されています(これをブランキング区間と言います)。この画面に表示されない走査線をカウントするかどうかで2種類の数字が使われているわけです。つまり480iと525i,1080iと1125iなどは,それぞれ実体は同じものを意味しています。

BSデジタルでは,現在1080i,480p,480iのモードが使用されています。720pも使われることになっていますが,実際にはまだ使われていません。これら以外に1080pというモードも一応定義されていますが,AV機器側に非常に高い処理能力を要求するため将来的にも使われる可能性は低いと思われます。

D端子について

解像度の話に絡んで,最近脚光を浴びているのがD端子です。これは何かというとアナログの映像信号端子です。名前が紛らわしいのでデジタル信号端子と勘違いしてしまう方も多いのですが,単にアナログの色差コンポーネント映像ケーブル3本セットを1本にまとめて配線が楽になるようにと考え出されたものです。考え方としてはS端子と似たようなものです。S端子は輝度(Y)信号と色差(C)信号を分離して伝送することで高画質化したものですが,D端子ではさらに色差信号を2つの成分に分離し,合計3本の線で伝送するものです。S端子よりさらに高品位な伝送が可能になります。

D端子は対応するモードに応じて,次のようにD1端子〜D5端子が定義されています。これはその端子を装備しているAV機器がどのモードにまで対応しているかによって決まる名称で,端子の物理的な形状が異なるわけではありません。すべて同じコネクタとケーブルを使用します。大きな数字のD端子はより小さな数字のD端子に対する上位互換性を持っており,例えばD4端子とD3端子を接続すると,D4端子はD3端子として動作します。

表4.D端子のスペック
端子 対応モード
D1 480i
D2 480i, 480p
D3 480i, 480p, 1080i
D4 480i, 480p, 1080i, 720p
D5 480i, 480p, 1080i, 720p, 1080p

※2001年以降に登場した一部の高級AVアンプはD5端子を装備しています。しかしこれは1080pの信号を切り替えることができるというだけのものです。実際に1080pの信号を生成したり表示したりすることが可能な民生用AV機器は存在しません。

nextprev 4.デジタル音声

地上波テレビ放送の音声信号はFMラジオと同じ方式のアナログ信号ですが,衛星放送では従来のBSアナログ放送ですでにデジタル化されていました。そこでまずBSアナログ放送のデジタル音声について説明します。これはCDなどと同じPCM音声で,細かいスペックは次の通りです。

表5.BSアナログ放送のPCMデジタル音声
  SDTV HDTV
モード Aモード Bモード 3-1方式4chモード Bモード
スペック 32kHz/10bit/4ch 48kHz/16bit/2ch 32kHz/ 8bit/4ch 48kHz/11bit/2ch

SDTVのBモードはいわゆるDATと同じスペックで,音楽CD(44.1kHz/16bit/2ch)を上回る非常に高音質なものです。NHK BSの音楽番組で使われています。Aモードは対数圧縮でダイナミックレンジを拡大しているもので,Bモードより音質が落ちる(FMラジオ相当と言われています)のですが,その代わり4chサラウンド放送が可能です。しかし実際には4ch放送はほとんど行われていないようです。またWOWOWは常にAモードで2chだけを使っており,残り2chは独立したラジオ放送であるセントギガに割り当てられています。

表5をよく見るとハイビジョン(HDTV)の音声の方がスペックが低いことに気がつくと思います。BSアナログ放送のHDTVは帯域を映像側により多く使うため,音声側に使える帯域が減ってしまうのです。

BSデジタルの音声は MPEG-2 AAC

BSデジタルの音声はすべてMPEG-2 AACというデータ形式で放送されてます。AACはMPEG-2 Audioの拡張仕様として定義された圧縮音声フォーマットです。内容的にはMP3やATRACを改良して発展させたものと言えます。リニアPCMではありませんが,最新技術の投入により高品位な音質を実現しているそうです。とはいえ,DAT品位であるBSアナログ放送のSDTV Bモードには原理的に叶わないと思われます。SDTV Aモードと比較した場合はどちらが優れているとは明言できません。

BSデジタルではAAC音声の品位について何段階かの設定が可能なようですが,実際の番組でどういうビットレートの音声データが送られているのかといった情報は公表されていません。

BSデジタルの音声では,音質よりも5.1chサラウンド音声の実現が大きな意味を持っています。もちろん番組自体が5.1ch音声で制作されていなくてはなりませんが,映画番組などで実際に5.1ch音声の放送が行われています。残念ながらAACは従来のAVアンプ等でサポートしていたDolby Digitaldtsとは互換性がありません。したがってBSデジタルの5.1ch音声を再生するためにはAACに対応したAVアンプ(もしくは外付けのAACデコーダー)が必要になります。

なお,2ch音声については,BSデジタルチューナーがアナログ音声信号やPCMデジタル音声信号に変換して出力しますので,AACデコーダーは必要ありません。

nextprev 5.ラジオ放送とデータ放送

BSデジタルには,テレビ放送以外にラジオ放送とデータ放送が存在しています。ラジオ放送は表2に示したようにチャンネル番号が300番台の独立系チャンネルと,テレビ局系の400番台のチャンネルがあります。

ラジオ放送は映像を伴わない音声のみの放送というのが本来の定義だと思いますが,BSデジタルのラジオ放送は画面表示を伴っています。データ放送と同様にBML(HTMLに似たデータ放送用ページ記述言語)で記述された画面が表示されるみたいで,実際に表示される内容はチャンネルによりさまざまです。

例えばBSCマーケット・チャンネル(300ch)ではユーザーのリモコン操作でインタラクティブに株価情報などを表示します(写真1)し,ミュージックバードやJFNなどの音楽系のチャンネルでは主にハイビジョン解像度の静止画像を数分おきに切り替えながら表示しています(写真2)。

写真1.ラジオ放送の画面 (BSCマーケット・チャンネル) 写真2.ラジオ放送の画面 (JFN3)
写真1.ラジオ放送の画面 (BSCマーケット・チャンネル) 写真2.ラジオ放送の画面 (JFN3)

データ放送も表2に示したようにチャンネル番号が900番台の独立系チャンネルと,テレビ局系の700番台のチャンネルなどがあります。実はこれら以外にも,HDTVやSDTVの各テレビチャンネルでも同時にデータ放送を行うことが可能です。このあたりがわかりにくいのですが,番組連動型(例えば視聴者参加型のクイズ番組など)のデータ放送は各テレビチャンネルに付属したデータ放送で行っているようです。またテレビチャンネル付属のデータ放送では,画面に元のテレビ映像を縮小して表示することも可能です(写真3)。

写真3.データ放送の画面 (NHK BS HiVision 付属) 写真4.独立系データ放送の画面 (デジキャス933)
写真3.データ放送の画面 (NHK BS HiVision 付属) 写真4.独立系データ放送の画面 (デジキャス933)

データ放送の画面はBMLで記述されており,ニュースや天気予報などさまざまな情報が表示されます。Webサイトを簡略化したようなイメージで,ユーザーはリモコンのボタンを使って画面を操作します。また,同時に音声を再生することも可能です。現に多くのデータ放送チャンネルでは実際に音楽や解説などの音声が流れています。

ラジオ放送でもデータが表示でき,データ放送でも音声が再生できるわけで,ではラジオ放送とデータ放送を区別する基準は何なのかという疑問が生じます。私にはこの答はわかりませんでした。単に放送免許の申請時にどちらを選択したかというだけの事のような気がしています。

※各画面写真はBSデジタルチューナーのアナログ出力(SDTVに変換されたもの)をDV機器でキャプチャーしてさらに縮小したものです。当然ながら元の画面のクオリティは大幅に損なわれています。

nextprev 6.電子番組表(EPG)

BSデジタルでは番組表のデータ自体も放送電波を通して配信されます。いわゆる電子番組表(EPG:Electronic Program Guide)です。EPGはCSデジタル放送のSKY PerfecTV!でも導入されていますし,地上波でもADAMS-EPGというものがサービスされていますので,BSデジタルだけの特徴ではありませんが,多チャンネル放送メディアには必須とも言える便利な機能です。

BSデジタルのEPGでは現時点から一週間ほど先までの番組表を閲覧したり,検索したりすることができます(写真5)。また,EPG画面から視聴や録画の予約を行うことも可能です。G-CODE予約よりも簡単かつ直感的に予約できるわけです。

EPGのもう一つの利点は,今放送されている番組が何であるかをボタン一つで即座に知ることができる点です(写真6)。実際,番組表を閲覧することよりもこちらの利点の方が重宝することが多いと言えます。

写真5.電子番組表(EPG)の画面 写真6.今放送されている番組は何?
写真5.電子番組表(EPG)の画面 写真6.今放送されている番組は何?

nextprev 7.BSデジタルを視聴するには?

BSデジタルを視聴するためには何が必要なのかを整理しました。

ケーブルテレビ経由の視聴

以上は自前の設備でBSデジタルを視聴する場合に必要なアイテムですが,実はこれ以外の方法として,ケーブルテレビ経由でBSデジタルを視聴することが可能な地域もあります。次の2つのタイプがあり,対応状況はケーブルテレビ局によって異なります。

 
以上,BSデジタルの概要について説明しました。つづいて後半では,実際に拙宅にBSデジタルチューナーを導入して得られた印象や,より細かい話題(コピープロテクションなど)についてレポートします。

更新履歴

2001/01/16 初版
2001/02/22 一部の誤っていた情報を修正。

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