ひつじの群れが道路をぞろぞろ歩く。これは観光用でなく、郊外に行くと
良く見かけるエジプト的風景だ。後ろにはナツメヤシの林が見える。


ツアー全員24人の記念写真の

 エジプトはアフリカなので暑いだろうと
思っていたら1月の気候は日中は
20度起こすが朝夕は5度前後と肌寒く
セーターがいるほど。
日本の10月ごろのさわやか気候で、
刷毛で掃いたような雲が出ていた。
雨は年間を通じてほとんど降らない。
しかし5月から9月までは40度を越す
暑さで観光どころではないという。
12月から2月ごろまでがベストシーズン
だそうだ。


 写真はコフタという香辛料の効いたぱさぱさのハンバーグ。
ポロポロのご飯にスープ、ゴマのペーストをつけるパンが定番。
魚料理は白身魚の揚げ物が一つだけ。
シシカバブーは焼き鳥のような
串1本だけだった。
イスラム教でアルコールが禁止だが、
レストランでは外国人向けにビール(350ml)が5ドル。日本より少し高い。
生水は厳禁。1ドルでミネラルウォーターのボトル2本が買える。
 
 ずん胴の民族衣装(カラ
ベーヤ)を着ている男性が
多い。風通しが良くて涼しい
そうだ。
 
 道路沿いのテラスで水タバコを楽しむ姿を良く見かける。
 
女性は18歳になるとスカーフをかぶる風習がある。親兄弟以外の前では必ずかぶる。

 目鼻立ちがはっきりしていて
美人ぞろいだ。

 アスワンにはあちこちに石切り場が
点在している。ルクソールの宮殿や
カイロのピラミッドなどを作った石材は
ここからナイル川を使って運ばれた。
800キロも離れたカイロまで
どうやって運んだのか謎である。

手織りエジプト絨毯工房を見学。
 何ヶ月もかけてさまざまな模様を織る絨毯は見事

 ただしお値段は足拭き程度のもので3〜4万円。
 交渉で3分の1程度までで値引きすると言うがそれでも高価。
さすがの買い物好きのオバはんたちも手が出なかった。

ガイドの説明によると
エジプトのタクシーはメーターなしで、料金はドライバーと
交渉しだいだと言う。
そのせいか、観光客向けには
馬車が走っている。
町のあちこちで客町の馬車を
見かける。
自動車に混じって荷物を運ぶロバの馬車も良く見かける。
農村ではロバに乗った人を良く見かける。
エジプトでは小さいからだのロバが働き者のようだ。

イスラム教は1日に5回メッカの方向にお祈りをする。クエイト航空の機内のテレビでは飛行機の進行方向のどちらにメッカがあるか矢印で示す。ホテルでも天井に方向を示す矢印があった。
お祈りの時間になるとモスクからコーランを読み上げる声が流れ、人々は地に額をつけてお祈りをする。        
 

 アルシンベル宮殿で突然某夫人の姿が見えなくなった。。
「そこまで一緒だった」と言う証言もあり、みんなで手分けして探したが見つからない。場所が場所だけに神隠しにあったか、それともナセル湖に転落かと。添乗員が青くなり入り口まで戻ったところで発見。途中でトイレに行きたくなり戻ったとの事。一同胸をなぜ下ろした。
 
 現地ガイドのジーコさん(愛称)。自称カイロ大学を出て、日本大使館に勤めて、そのとき日本語を習ったとか。ガイド歴8年。

「皆さん○○を見ていただけませんか」などちょっとおかしな日本語。
「どんだけ〜」などの流行語を使うと思えば「人事を尽くして天命を待つ」の古い諺も。

 「ガイドの仕事は別れる時が一番つらい」と言っていた。
 
 福岡からの添乗員の佐藤洋子さん。搭乗手続き出入国手続き、ホテルの」のチェツクイン。
ホテルでは各部屋を廻って「御用はありませんか?」。翌日の予定のメモを配る。朝はモーニングコールで遅れないように。行き届いた心配り。

 飛行機でペアの席がが取れなかったり、列車が遅れたりすると「すみません」と我がことのように謝る。最後は全コース見学地のメモを作って皆に配った。ご苦労様でした。

エジプトでは日本と同じような花が年中咲いている。夾竹桃、ブーゲンビリア、日々草、百日草なども見られた。


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