w3m 利用スクリプト第2弾!!
Vine Linux に標準でインストールされる全文検索ツールの tknamazu と同じようなことが、コマンドラインからできます。高速です。使用法はコマンドラインから nmz <キーワード> と入力するだけです。
上記の方法だと、1番目から20番目の検索結果しか表示できません。全部を表示したいときは、下記のようにキーワードと一緒に namazu の -a コマンドラインオプションを渡すことができます。
$ nmz -a dns-w 10 (表示を開始したい検索結果の番号よりひとつ少ない数) -n 10 (表示したい件数)をつけて検索すると、11番から20番までの検索結果を表示してくれます。
$ nmz -w 10 -n 10 dnsw3m の使い方はLynxとは違っているので下に概要を示します。詳しくは w3m のヘルプ画面を見てください。ヘルプ画面を見るためには w3m を起動した状態で H (大文字のH) キーを押します。B (大文字のB) キーを押すとヘルプ画面は消えます。
nmz のスクリプトは次のようになります。たった2行です。chmod 755 nmzでパーミッションを実行可能にしておく必要があります。
スクリプトファイル名:nmz
スクリプト:
#!/bin/sh namazu -h $@ /usr/share/namazu/index/JF /usr/share/namazu/index/JMAN | w3m -T text/html
Lynxとnamazuのコンビでも使えます。
スクリプトファイル名:lnmz
スクリプト:
#!/bin/sh namazu -h $@ /usr/share/namazu/index/JF /usr/share/namazu/index/JMAN > ~/.nmz.html lynx ~/.nmz.html
謝辞:nonentity さんから namazu にコマンドラインオプションを渡すときに、シングルクォーテーションしないで済む方法を教えていただきました。