namazu と w3m を使うとディレクトリー内の文書の全文検索が簡単にできます。発想は mynmz と一緒ですが、ディレクトリー毎にインデックスを作成するのでテーマ毎の検索ができて S/N 比が向上します。
ディレクトリー内の全文検索をするスクリプトを nindex という名前で次のように作成して ./bin などコマンドサーチパスの通ったディレクトリーにいれておきます。chmod +x nindex としてパーミッションを実行可能にするのを忘れないようにしてください。
#!/bin/bash
namazu -h $@ ./namazu_index | w3m -T text/html
全文検索をしたいディレクトリーにインデックス用のディレクトリー namazu_index を作成します。次に cd namazu_index でこのディレクトリーに移動して mknmz を実行します。
mknmz ../
これで準備完了です。
注: この操作も次のような mknindex スクリプトを作成すると自動化できます。
#!/bin/sh
if [ ! -d ./namazu_index ]; then
mkdir namazu_index
fi
cd namazu_index
mknmz ../
さあ、いよいよ検索です。文書ファイルの入っているディレクトリーに移動した後
nindex キーワード
で検索できます。ヒット数が多いときは、
nindex -a キーワード
とします。このようにディレクトリー毎にインデックスを作っておくと、nindex コマンド一発で全文検索することができます。便利ですよ。