2000シーズン、九重スキー場がコース拡張! 効果やいかに?



たしかに変わった!

12月29日、ウワサの九重スキー場に行って来ました。
「第三のコース」は、やはり迂回コースでした。
迂回コースの方は、滑り出しが狭くて、ちょっと滑りにくいですが、その後はそれなりに幅がありました。斜度も中級程度で、いままでの九重になかった、ちょうどいいコースです。
迂回コースができたことで、本コースは上級者のみが滑るようになったため、立ち止まる人も少なくなりました。とてもいい傾向だと思います。


以下、現地確認前の記事です。

どこが変わった?

2000シーズン、「九重スキー場が、コース拡張した」という情報が入ってきました。「どう変わるんだろう?」と、ワクワクしながら、最新のパンフレットを見ましたが...特に何も書いていない。

「おかしいなぁ」と思って、よーく見てみると、これまで1000メートルだったコースが、1400メートルに伸びている!
そして、写真のコースが微妙に変わっているんです。(「注目!」を参照)

これまで1枚板だった上級コースの真ん中に、なにやら中央分離帯のような物が出現。その奥に、やや斜度が軽いような別のコースができているではありませんか。

そうか、中級コースだ!

ここで、ピンときました。
これまでの九重は、僕が思うに、「九重は、初級コースと上級コースがあって、中級コースがない」スキー場だったのです。
下のコースは、究極の緩斜面で、ほっておくと止まってしまうほどのゆるさ。ところが、上のコースになると、うってかわって、「五ヶ瀬の一番上よりも厳しいのでは?」と思えるほどの急斜面。極端なのです。

つまり、はじめてスキーをした人が、下の緩斜面である程度滑れるようになって、「今度は上に挑戦しよう!」と思っても、上のコースは、あまりにも急斜面過ぎたのです。

おそらく、新しいコースは、上級コースの迂回路で、斜度的には、中級コースなのでしょう。

「初心者は下で、中級者は上の迂回コースで、上級者は上の本コースで」

という分類にしたのなら、九重は、これまで持っていなかった、中級コースを持ったことになります。だとすると、これは、素晴らしい改造だと言えるのではないでしょうか。
もちろん、実際にコースを見てみないと、何とも言えませんが。
とりあえず、九重の新しいコースに、期待したいと思います。