「くじゅう」?「ここのえ」?


 スキー場の所在地は、九重町(ここのえちょう)です。
 スキー場の名前は、九重スキー場(くじゅうすきーじょう)と読みます。
 ちなみに近くに、久住山(くじゅうやま)という山があります。
 ちなみにお隣に、久住町(くじゅうちょう)という町があります。

さてさて、どうして「九重スキー場」は、「くじゅう」と読むのでしょう...
誰か、教えてください...

地元情報

驚くべき発見がありました。
なんと、「九重山」「久住山」2つとも、存在したのです!
「九重山」とは、「久住山」を主峰とする九重火山群の総称だったのです。

地図を見ると、「久住山」のほかに、「三俣山」「星生山」「黒岩山」「猟師岳」「平治岳」「黒岳」「大船山」「一目山」と、合わせて9つの山が密集していました。
たぶん、この総称が「九重山」なのでしょう。

つまり地元で「くじゅう山」というと、
九重町では、9つの山の総称として、九重山のことを指し
久住町では、その主峰である久住山のことを指しているようです。

さらに、こんなエピソードがあるそうです。
その昔、阿蘇とくじゅうが国立公園に指定されることになったとき、「くじゅう」の漢字表記を「久住」とするか、「九重」とするかで、両自治体が、かなりもめたそうです。
そして結局、「くじゅう」と平仮名にして「阿蘇くじゅう国立公園」という呼び方で落ち着いたそうです。
言われてみれば確かに、地図には「阿蘇くじゅう国立公園」と書いてあります(^^;


情報をいただいた、地元、大分県在住のKIZUさん、ありがとうございました。