うめキャンプ村 1998.4.25-26

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 うめキャンプ村は、大分県の南部宇目町の道の駅の施設として98年4月にオープンした。今回のキャンプには、加木ファミリー、関屋ファミリーが同行することになっており、当初はキャンプ村に着く前に藤河内渓谷の「湯ーとぴあ」に行こうと思っていたが、くねくねの山道を30分ほどかかるため車酔いする子のことを考えて、鉱泉センター直川に変更した。日向を午前10時頃に出発して直川で昼食を済ませ一風呂浴びた後、一路キャンプ村に向かい、予約していたサイトで設営を始めたのだが、一区画がかなり広いので3家族で2区画借りてもまだ余裕があった。関屋ファミリーはキャンプが初めてなのでテントもレンタルしたのだが、さすがに新しいキャンプ場だけあってかなりグレードの高いテントが用意されていた。各サイトにはバーベキューが出来るテーブル、水道付きの流し、かまどが設置されている。広い芝生広場、遊具、アスレチック等もたくさんあるので小さな子供でも楽しく過ごせると思われる。
 バーベキューの肉を食って酒飲んで夜も更けて来ると、さすがに辺りも冷え込んできたので、今回デビューの「焚き火台」の登場となった。芝生のサイトでは直火禁止のところがほとんどなので、「焚き火台」の上で薪を焚くことになるが、焚き火を囲んでパーコレーターで入れたコーヒーでも啜りながら語り合うのはなかなか乙なものである。しかしパーコレーターで入れたコーヒーは何でまずいのだろう。まだ真夏の開放的なキャンプにはほど遠いのか、我々以外のサイトは午後9時過ぎには早々とやすんでいたようで、声を潜めての会話となった。その代わり国道の方は2輪や4輪のサーキットと化して、結構賑やかだった。
 翌日は撤収後、「トトロのバス停」を見に行った。日曜の昼時でかなり見物客が来ており、ネコバスでの記念写真も順番待ちと言った様相であったが、子供達はすごく喜んでいた。帰りに北川の川原でピクニック風に昼食をとり、ともかく無事に帰り着いた。うめキャンプ村にはロッジもあるので、テントが苦手な人向きだと思われる。一泊3万円の30人用の大きなロッジもあって、ちょっと見せてもらったところ、10畳が3部屋、食堂にも畳をしけば寝ることが出来るし、風呂もかなり大きかった。庭にはバーベキュー用のテーブルが三つもあった。団体で利用するにはちょうど良いのではないかと思う。「道の駅」の売店には、猪肉と鹿肉も売っており、野菜類の販売所もあったが、近くにコンビニがないので車で20分程度の三重町まで行っても良いと思う。

   
開設期間

通年

料  金

オートキャンプサイト1区画3500円、電源使用料1000円

サイト状況

芝敷きのオートサイト30区画に電源、バーベキュー台、流し台

場内施設

管理棟、温水シャワー、水洗トイレ、炊事棟

IN-OUT

チェックイン午後3時、チェックアウト午前11時

レンタル

テント、タープ、シュラフ、自転車等

売  店

設置予定(道の駅の売店が隣接している)

禁止事項

直火、打ち上げ花火、ペットの持ち込み

予  約

利用日の3カ月前から(午前9時〜午後4時)

電話番号

0972−54−3088

URL

http://www.oec-net.or.jp/~umiyama/topic-ume/topc-ume.html

 

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湯〜とぴあ:宇目の道の駅から距離にして約12キロ山間の道を西に入った藤河内渓谷の入口に位置する。98年2月に改装したばかりと言うことで、小さいながらもきれいな温泉である。浴槽は一つだけで露天風呂やサウナは設置されていないが、窓からの渓流の眺めは格別である。休憩所は結構広くてアルコール類以外は持ち込み可とのことであった。
 入浴料 大人420円、小人210円(小学生以下)
 営業時間 午前10時〜午後5時(11月〜3月は午後4時まで)
 電話番号 0972−54−3938

鉱泉センター直川:国道10号線を直川駅の近くから東に入り、10分程度走ったところにある。新しい施設なので、サウナはもとよりジェットバスや泡風呂等も設備されている。「憩の森昆虫館」と「憩の森キャンプ場」が隣接している。
 入泉料 大人500円(高校生以上)、小人300円(小中学生)
 営業時間 午前10時〜午後9時
 電話番号 0972−58−3311