双子キャンプ村 1998.6.13-14

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コテージ お好み焼き 子供たち
コテージ           お好み焼き           子供たち

 

 どうせコテージだと言うことで、土曜日の午前中から双子キャンプ村に行ってきた。折しもかなり強い雨、キャンプ場から午前中に「皆さんキャンセルされましたが、どうされますか?」と電話があり、「一応行くつもりですのでよろしく!」と答えて、早速関屋、寺町両ファミリーと一緒に出かけた。雨は弱まる気配もなく、都農、川南辺りでは前が見えないほどの土砂降り、「キャンプに行くと言うより災害救助に行くみたいね!」なんて話しながら、杉安を過ぎ一ツ瀬ダムにさしかかる頃には小降りになり、ダムの資料館でおにぎりの昼食を取り、その後は一気に西米良に向かった。キャンプ村の前の川は、清流のはずが増水して濁流と言うより泥流と言ったほうが良いくらいで、近くでは大きなバックホーが流されかけており雨量の多さを物語っていた。本来なら徒歩で橋を渡らねばならないところを雨が降っていると言うこともあり、特別に車で入村しても良いと言われて助かった。
 今回のメイン料理は、ダッチで作るスペアリブとお好み焼きだったが、スペアリブのレシピの写しは忘れるわ、お好み焼き用の鉄板は忘れるわで、すったもんだあったが、レシピはなんとか記憶をたどって分量を思い出し、お好み焼きもダッチの蓋を利用することで解決した。スペアリブが出来上がって別の鍋に移し、ファイアグリルに炭を熾してその上に蓋を裏返して鉄板代わりにしたのだが、火力を5センチくらいの角材で調整したらちょうど良かった。焦げる感じもゆっくりであるから、慌てて裏返さなくても良かったし、外で料理すると言う雰囲気が粋なのだ。ただ一枚づつしか焼けないので子供や奥方達からの矢のような催促、我々は延々と焼くばかりで、そんなに食べないうちにビールで満腹になってしまった。スペアリブは可もなく不可もなくと言ったところであったが、短時間で簡単に出来るところが良いと思う。レシピ通りだとちょっと味が薄いかなと言うところであった。
 翌日町まで買い物に出かけて、店のおばちゃんに何気なく「湯前ってどれくらいかかりますか?」って聞いたら、「温泉だったら20分くらいだよ!」と言うので、早速全員引き連れてゆのまえグリーンパレス内の「湯楽里(ゆらり)」と言う温泉館に行った。途中の道は圧倒的に熊本県側が整備されているが、県北ほど宮崎県側がひどいと言うこともなく、西米良の経済圏は熊本だなって印象であった。酒屋さんの看板に「白岳」が多かったのもそれを象徴している。温泉は大人が300円だから安い方だし、露天風呂があってとても気持ちよかった。場内にはキャンプ場もあり、あの雨の中一泊した強者が一組居たようであった。昼時にキャンプ村に戻って、昼食を済ませて帰途についたが、家に着く頃には眩しいくらいの日差しとなり、これが1日早ければとうらめしく思うことしきりであった。

追記:99年の7月に西米良温泉・カリコボーズの湯「ゆた〜と」がオープンした。

  
開設期間

通年

料  金

入場料200円、コテージ5000〜11000円、バンガロー2000円

サイト状況

草敷地

場内施設

管理棟、トイレ、シャワー、炊事棟、バーベキュー台

IN-OUT

チェックイン午後3時、チェックアウト午後1時

レンタル

テント、毛布、炊事道具等

売  店

シーズン中のみ

禁止事項

火気取扱、草木石の採取

予  約

随時

電話番号

0983−36−1833

URL

http://www.cmp-lab.or.jp/~nisimera/camp01.html

 

 

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湯楽里:98年3月にオープンしたばかりの新しい温泉センターである。ここには温泉だけでなく宿泊の設備もあって、安い料金で泊まることが出来る。またコテージやキャンプ場も隣接して設置してあるので、滞在型の温泉センターと言える。施設は新しいだけに快適で、露天風呂も広くて風情が良い。
 入浴料 大人300円、小人200円(3歳〜小学生)
 営業時間 午前10時〜午後9時30分
 電話番号 0966−43−4126(よいふろ)

ゆた〜と:双子キャンプ村のすぐ上に、99年7月にオープンしたばかりの新しい温泉センターである。施設内には貸し切り用の小浴場やカラオケルームもあるらしい。パンフにお食事処のメニューもあったが、「冷や汁」がなかなかおいしそうであった。
 入浴料 大人300円、小中学生200円
 営業時間 午前10時〜午後10時
 電話番号 0983−41−4126(よいよいふろ)