吹上浜海浜公園キャンプ場 1998.8.28-30

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こどもたち 夕食風景 サイト状況
こどもたち           夕食風景           サイト状況

 

8月28日(金)
 なんせ日向から加世田までは遠いので午前8時30分に出発、今回は梨衣の友達も同行することになり満載の荷物と人間も満載して南下を始めた。宮崎で高速に入り都城で一旦降りて国道10号を隼人町まで行き、隼人道路を経て加治木から再び高速に乗り薩摩吉田ICから鹿児島市内に入ったが、途中の吉野公園で弁当を食べ、昔予備校に通っていた頃の下宿のおばさんのお見舞いとかで市内を走り回るうちに鹿児島市内を出るのがすっかり遅くなってしまった。チェックインの午後2時までには着こうと思っていたけど、結局着いたのは午後3時を廻っていた。ここは一つ一つのサイトが広い上に緩衝地帯があるので余計に広く感じる。我々のサイトは芝が無くなってしまっていたけど、水場に近かったので便利なところであった。ここには電源付きのサイトが12区画あるが、電源と水道はでんでん虫のために設定されているような感じで、流しとしては使い勝手が悪いと思われる。駐車スペースがやたらと長いのもそれを裏付けていたようである。
 今回は我が家をキャンプ地獄に陥れた加木ファミリーと現地で落ち合うことになっており、ほぼ同じ頃に到着して設営を始めた。この家族はその前日まで「水の駅菊池」に2泊で行っており、その前の週末のひなもり台キャンプが雨で流れなければ約1週間のキャンプ三昧の日々を達成していたとのことであった。とにかく双方の大蔵省の申し合わせで、我が家が飲み物を加木家が食べ物を持ってくることになっていたので、どちらか欠けたら大変なことになるのだ。2泊と言う強みもあってか、いつものように慌てることもなくゆっくりと設営して食事の準備に取りかかったが、もともと健太郎のサッカーで仲良くなったところなので、子供達はみんなで勝手に遊んでいるのですごく楽であった。この日のメニューは、霧島でダッチを使って作った「ジャガイモとベーコンとキノコのワイン蒸し」と「牛丼」であったが、2度目と言うのは初回の反省をふまえるせいか、そこそこ良い感じで出来上がった。設営時点からビールを飲んでいたのと、ワイン蒸しの残りのワインですっかり気持ちよくなって、ロングドライブの疲れもあってかそこそこ早い時間にやすんでしまったが、オートサイト40区画のうち10区画足らずしか埋まっておらず、静かに夜も更けて行ったので雰囲気としては最高であった。心配していた天気の方は、雨も降らずに一安心であったが、少し蒸し暑かったのが難点であったか!

8月29日(土)
 明け方の4時過ぎに雨がパラパラ落ちてきて、4面ともメッシュにしていたので慌ててフライを被せた。蒸し暑かったのは前線がウロウロしていたせいなのであろうか。なんとなく眠れなくなって、明るくなるまでコーヒー沸かして飲んだりしていたが、健太郎と智くんが二人して起き出して来たのを機に、サンセットブリッジの方に散歩に出かけた。橋まで遠かったけど橋は更に長くて、橋の向こうのアスレチックに子供達を放っておいたまま汗だくでキャンプ場まで帰った。帰り着いた頃にはみんな起き出していて朝食は納豆と味噌汁、後片づけから引き続いて昼食のカレーの準備に取りかかり、煮立ったところでサーマルクッカーに鍋をぶっこんで午前中の自由時間を過ごすことにした。海浜公園自体が恐ろしく広いところで、プールはともかくキャンプ場からレンタサイクルのところまでかなり歩かされる。友人と二人でマウンテンバイクを借り(2時間200円、補助輪付きは無料)、サンセットブリッジの向こう側に遊びに行った子供達を迎えに行ったが、久々に自転車に乗ると爽快でついついスピードを出してしまうのである。
 管理棟の横にはバスケットコートがあって、無料でボールが借りれたのでみんなでバスケットで汗を流した。複数の家族で行くとこういう遊びも出来るのが良いところである。お腹をすかせてからのカレーの昼食となり、今回は少し趣向をこらしてナンを焼いてみたのだが、見栄えが良くなくてかたい割には好評でアッと言う間に無くなってしまった。結局大人は普通のカレーライスになってしまったけど、サーマルクッカー効果で手間要らずの上にそこそこおいしかったと思う。午後は公園内のプールに行って2時間ほど遊んだ。ウォータースライダーは無いけど、「なぎさプール」と言うのがあり小さな子供が遊ぶには適したところである。ただ広さの割には監視員が少なかったので、ちゃんと保護者が見てないといけないようである。
 プールから戻ってからは子供達にはマウンテンバイクをレンタルさせて、夕食の準備に取りかかった。午後から鹿児島市内に住んでいる妻の友人夫婦が遊びに来ており一緒に夕食でもと言うことで、夏オフのときにCooさんにご馳走になったラザニアに挑戦した。ラザニア用のパスタは日向にはどこにもなくてその友人が買って来てくれたのだが、ゆでるときに油を入れ忘れたらしく後でくっついて大変であった。パスタやミートソースを重ねて重ねて、またまた焚き火台の炭火にかけて待つこと30分、ちょっと底が焦げ付いたものの見かけは立派なラザニアが出来上がった。初めての割には評判良かったので、反省点をチェックしつつまた挑戦したいと思っている。
 食事が終わると子供達はテントの中でトランプを始めたので、炭火の残りでタン塩とホッケで宴会を続けたが、さすがに土曜日だけあってほぼサイトは埋まりあちらこちらでバーベキューをする光景が見られた。少し離れた常設テントの周辺ではバカ騒ぎをやってる連中や禁止されている花火をやってる連中もいて、数が多くなるとこういうものなのかと少々がっかりした。この公園は午後7時にはゲートを閉じてしまうので、鹿児島の友人の車は公園外に避難させなければならなかった。これがかなり遠いので、結局我々も温泉に行かずじまいになってしまったが、朝が早かったのとプールの疲れからか、午後11時過ぎにはさっさと寝てしまった。

8月30日(日)
 またまた5時過ぎに起きてしまったので、夜明け前のコーヒーを飲んでから音を立てないように少しづつ片付けを始めた。洗濯物もあったので、まだ暗いうちから管理棟の洗濯機にぶっこんで(洗濯機と乾燥機は24時間OKであった!)焚き火台を洗ったりダッチのメンテをやったりしているうちに時間はすぐに経ってしまう。朝食のあとは、幸い雨も降らなかったので早々とテントを畳んで撤収にかかったが、子供達がなかなか戻ってこなくて、結局キャンプ場を後にしたのは午前10時過ぎとなってしまった。このキャンプ場は、整備の行き届いたところで快適に過ごせるのであるが、広すぎるのが難点だと思う。自転車を持参出来る状況だと良いのだが、出来ればキャンプ場利用者にはレンタサイクルを格安にしてくれればと行動範囲が広がるのではないか。結構動き廻ったつもりだが、公園内の3分の1も制覇出来なかったような気がする。ここも9月一杯でシーズンが終わるから、利用期間が短いのも難点の一つである。
 吹上浜海浜公園から1時間弱で鹿児島市内に入り、天文館の「むじゃき」に直行した。ちょうど昼食時ではあったが、あえて白熊にこだわると言うことで5Fの白熊専用フロアを利用した。なぜかそのフロアではプリンやソフトクリームの乗っかった白熊が食べられないと言うのが不思議であったが、少なくとも昼食代わりにはならないと言うことだけは理解した。「むじゃき」の後で延べ3日間お付き合いいただいた加木ファミリーと別れて、一路霧島に向かった。関平鉱泉直売所で水を購入した後「さくらさくら温泉」に向かったのであるが、つい見落としてしまって霧島神宮の観光案内所で場所を聞こうとしたら、日曜のせいか人が多くて入れない人が流れて来ているとのことで、紹介してもらった近くの霧島山麓荘に向かった。そんなに大きなところでもなかったが、空いていたのでゆっくり入ることが出来た。ただ露天風呂がやたらと熱くて、しばらく水を入れたものの長時間入れなかったのが残念である。

  

開設期間

4月1日〜9月30日

料  金

オートサイト2770、3800円、

サイト状況

区画されたオートサイト40区画、内12区画に電源、水道付き

場内施設

管理棟、温水シャワー、炊事棟

IN-OUT

チェックイン午後2時、チェックアウト午後0時

レンタル

なし

売  店

炭と薪は管理棟で販売

禁止事項

打ち上げ花火、直火、ペット持ち込み、発電機、カラオケ

予  約

利用日の2カ月前の1日から

電話番号

0993−52−7600

URL

http://www.synapse.ne.jp/%7Ekppfuki/contents/camp/index.html

 

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