HAKUZEN normal 93/09/14 19:12:01
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93/09/14 19:12:01 HAKUZEN  難しい問題ですね。

                                                                   
 ずっと以前に観た映画に「チャイナシンドローム」というのがありました。
(御存じの方も多いでしょう)タイトルの中国症候群の意味なのですが、原発
がメルトダウンを引き起こし、制御が出来なくなり、ずっと溶解を続けていく
と、舞台になった原発の裏側(中国)に達する・・・ま、そんなことは有り得
ないのですが・・・という意味なんだそうです。

 串間に原発が出来ることのメリットは何でしょう? 現地雇用による地域活
性化? それとも・・・。普通、メリットがあればデメリットがあるのですが
、この場合、デメリットではなくリスクなのですよね。そのリスクに見合うメ
リットが原発設置で得られるのか? その半面、危険このうえなしの原発に頼
らず、今後の日本の電力をまかなえるのか? 水力発電では到底無理ですし、
火力発電といってもその燃料には限りがある。風力? ま、多少の助けにはな
りますかな。太陽熱となると、ほとんどの地面をソーラーボードが埋め尽くす
。それじゃぁどうする?という今後のエネルギー確保の面で不安が出てくる訳
です。そこいら辺りをてっとり早く解消出来るのが原発なのですが、この原発
、実に厄介な代物で、簡単に暴走を始めてしまう。もう必要悪としか言いよう
がありませんね。当然ながら、こんな危険な設備は近くにあって欲しくない。
(都城だって対岸の火事だなんて思えない。その証がチェルノブイリ。)

 オール電化に慣れた身には辛い問題ですね。

        博善
                     

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