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92/08/28 23:17:02 SYSOP    何を考えての動員要請?>市役所企画課

                            100−505
                            平成4年8月21日
本城中学校PTA会長
   河野 宰  殿

                         串間市長 野辺 修光

    第3回エネルギー公演会の開催について(お願い)

 立秋の候、貴職におかれましては益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
 平素は、市政発展に格別のご協力をいただき感謝申し上げます。
 ご承知のとおり、当市は原子力発電所立地についての社会環境調査打診受け、
現在、電源についての資料収集などの調査研究を行っているところであります。  市といたしましては、市民の皆様方にエネルギー及び原子力発電に対する正しい知識を深めていただくよう
各種の講演会等を含めた学習の機会を計画し、これまでに2回の講演会を実施してきたところであります。
今回は、日本の原子力工学の第一人者であり、
通産省技術顧問、原子力委員会専門委員、原子力安全委員会専門委員等の公職を歴任されている
東京大学工学部、原子力工学科教授 近藤 駿介 先生をお招きして
「原子力発電所の安全性について」と題して講演会を開催いたします。
 つきましては、大変お忙しい時節でございますが、貴職をはじめ関係者多数のご出席につきまして、
ご配慮賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。                  記    1.日  時     平成4年9月18日(金) 午後2時〜4時    2.会  場     串間市文化会館大ホール    3.講  師     東京大学工学部原子力工学科教授                        近 藤 駿 介 先生    4.演  題     「原子力発電所の安全性について」    5.希望要請人数   10人   * なお、当日は混雑が予想されますので、お近くの方は車でのご来場をご遠慮下さいますようお願い申し上げます。                       (文書取扱 企画調整課) ******************************************************************************* 以上は、先日わが家に来た手紙の全文です。
原子力についての串間市が開く講演会についてはいろいろ言われていますが、
別にここで問題にする気はありません。 私が首を傾げたのは、PTAに対して参加を要請されていると言う事です。 言葉は「お願い」で「希望要請人数」であっても、文面からは「動員要請」としか受け取れません。 もともとPTAは政治色政党色抜きの、民主団体であるべきで、ほとんどのPTA会則にそう唱ってあると思います。 その立場から言えば、市役所がPTAに対して「原子力発電所問題」で動員をかけるのは、
少々おかしいような気がするのです。 それとも、こんな形が当たり前の姿なのでしょうか。 いつも手弁当の集まりしかやったことのない私には、どうしても理解できないのです。 (PTAの活動は、それこそ手弁当の活動です)                      SYSOP 河野

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