ジャンボK normal 92/04/10 12:57:37
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92/04/10 12:57:37 ジャンボK 南日本新聞(4.10)記事紹介!!
平成4年4月10日 南日本新聞 記載記事を紹介します!
= 原発で本音の論議 = 民間パソコン局に ”会議室 ” のの見出しで
電子力発電所の立地打診があった串間市で、パソコン通信の民間局が立地問題を
話合う電子会議室を設けた。賛否真っ二つに分かれる微妙な問題だけに、社会的立場
を超えて話し合うパソコン通信の特性を生かした、本音の論議が繰り広げられている。
パソコン店経営、河野 宰さん(3?)が3年前、同市本城の自宅に開局した「南風
通信」。九電の立地打診が明らかになった直後の2月18日、会議室「串間発”寝耳
に水の物語”−原発問題によせて」を新設した。
電子会議室は電話回線を通じ、いつでも意見をホスト局に書き、読むことができる、
いわば壁新聞のパソコン版。パソコン通信は匿名が保証できるため、アメリカ下院に
は行政の不正を告発する局もあるという。
同通信の原発会議室では放射能への不安や、串間は都市の捨て石ではない、とした会
員の主張が多い。「大都市に造れば、事故がおこらないように万全を期するのでは」と
会員の一人。
別の会員は経済効果を取り上げ、各種交付金、観光浮場のほか、「串間の隣の志布志
町は工業港と石油備蓄基地建設で、最盛期あらゆる業種の売り上が伸びた」と指摘、原
発建設で地元に落ちる金は大きい、という。
また、「原発ができれば老後は串間で生活するという夢を捨てることになるのでしょ
う」「できれば原発のない串間に帰りたい」と、東京や九州一円から書き込んだ串間市
出身者も。
河野さんは「会員には九電社員も原発反対運動家もいる。どんな意見でも尊重するの
がパソコン通信なので、本音で討論する広場として使ってほしい」と語っている。
南風通信の電話は0987(75)2619。会員以外でも原発の会議室を読み書き
できる。
以上であります・・・・ 鹿児島より ジャンボK でした
1992.04.10