TEL normal 92/02/28 00:25:58
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92/02/28 00:25:58 TEL 精神論じゃないけど
BD77 の D/L した .LOG を読み返してみて、言い忘れた事 二 三。
77_18 SUMさんのご意見通り、原発の波及効果はあるのですが、先に私が書
いたように、原発に限らず何のプロジェクトでも波及効果はつきものですから、
ここでは、ひとまず「有り」が共通の認識成立であるとしましょうか。
議論を進める際に、横道にそれる原因の一つに「アゲアシトリ」があります。
気をつけながら話を進めたいと思います。
さて、後継者の問題です。特に農家では大問題でしょうね。この地方では
わりと商業の盛んな 隣の志布志町でも、商家の後継者が無くて シャッターを
降ろす店が増えてきて、深刻に受けとめた商工会では、国鉄廃止跡地に大規
模な ショッピング・センター建設計画を進めています。将来に希望がないからこそ、
後継者が育たない、活性化こそ活きる道 存分に腕を振るえるチャンスを与えた
ら後継者も郷土に帰ってくるかもと、利に聡い商売人たちが奮起しているよ
うです。農業はこの商業以上に問題が多くて深刻ではないでしょうか。
世の中すべて権力と金!の風潮の現在、真面目に働く人々 社会の底辺で
この世の中をほんとに支えている人々が報いられていない現状です。
貧乏人が軽蔑される世の中ですから、たとえば漁業補償で、また今度の原
発建設でなにかの見返りを求めた人々を蔑む事ははばかられます。彼らの罪
とばかり言えないでしょう。漁業補償の問題は、持ちつけぬ大金を得て成金
気分で都城の牟田町あたりまで潤ったと言う話、夢の醒めたいま「後悔」と
言う言葉は永遠に人間社会につきまとうものでしょうか。
突然巻き起こった原発建設の話を、賛否に関わらず町興しのチャンスと捉えて、
反対なら反対で、真剣に地域の人々がわが町の将来を考える天の与えた絶好
の機会にすり替える事ではないかなぁ。賛成の安易な道を選ぶのも地域の人
それぞれでしょう。
私が試しに賛成論を書いてみたのも、理論的な「安全性」や「必要性」よ
りも、現実を直視した前進の方策を考えようやとの意味なのですがね。いま
まで 書いたアーティクルを読み返して頂けば真意は読めるでしょう。反対の理論
武装が必要であるのは勿論あらためて言うまでもありませんが。
ただ 危惧するのは、有り余るモノやエネルギーなど そんなに簡単に捨て去
り忘れ去れるものでは無いと言う事。飢えに苦しんだ経験の無い若い方々が
あの苦しく辛い窮乏生活に、ほんとに切り替え耐えられるかと言う事。強制
されない自発的な社会の時代風潮にならなければ、易き道の原発容認論がま
かり通るのみでしょう。
この原発問題を考えるときに、論理を整理してかからかければ、次元の違
う問題を同一土俵で戦わせる事になりかねません。いやぁ折角書いたのに
何を言おうとしているのか支離滅裂ですなぁ今日も。
今日は精神論でしたかな TEL