TEL normal 92/02/24 19:17:58
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92/02/24 19:17:58 TEL      賛否の意見の弱点を洗い出しませんか？

 ＢＤ７７も色々な意見が出て読むのが楽しみですなぁ。

反対の考え方として先ず自然破壊の問題がありますね。この点については、
何かの計画が惹起すると必ず叫ばれる言葉です。大隅開発の時もそうでした。

　「ｽﾓｯｸﾞの下でのステーキよりも、青空の下で梅干しと握り飯を！」貧乏
でもいいから美しい自然を残して（子孫のために）耐えようと言うのですが、
確かに訴求力はありました。しかし最終的に是非を決めるのは住民ですから、
「民意は選挙の票にあらわれる」と言う論理の前では、説得力が弱かったで
すね。自民票が思ったより下落しないので「民主主義は衆愚主義でもある」
と乱暴な事を言い出す左翼もいましたよ。反対＝反自民　の方程式を押しつ
ける方がおかしいのでは？

　案外我々庶民大衆は醒めているものです。誤解されても結構ですが、つま
り自然破壊と言う人間にとって根本的に重要な事柄は、そこの住民全員にとっ
ては事柄を決める上で決定的な要素にはならないと言う事です。今日の自然
より明日の繁栄を！と幻想を抱く人が多いという事です。繰り返し申し上げ
ますが、明日の繁栄とは幻想です。自然保護は何よりも重大な事であると共
通の認識のもとで、自然保護問題をちょっとばかり棚上げにしてもっと説得
力のある反対理由を考えてみましょうや。

　77_12でふぇさんが電力需要地の近くに何故作らないのか？と問題提起を
されましたね。この点について都会の近くに造りたがらぬ理由には地価の問
題でコストに跳ね返るとか或いは反対を叫ぶ口・人口が多いからだろうとか
憶測の新聞記事を見ました。何か過疎地と馬鹿にした考えがちらつきムッと
させられますよね。それに鹿児島・宮崎両県の電力需要は発電量の半分以下
とか言います。水力発電なら山ばかりの地形からそうだろうと思いますが、
電力生産県を絞るだけ絞って、その上将来の需要に備えて　過疎地に原発を
との計画には　なにーぃ！と言いたくなります。（川内原発も増設するとか）

　賛成意見もでるかなと思いましたが、反対が大勢ですね。皆と違う意見を
述べる事は勇気のいる事です。真の勇気とは村八分になっても信念を堂々と
言いきる事だと教えられましたが、どうも逆らって賛成意見を見いだすのに
難儀しますな。反面教師とかこのつぎは何とか賛成意見を見つけて袋叩きに
なりましょうかね。議論を活発にし賛否の弱点を洗い出すのに役立つかもと
考えていますが、なかなか難しいですな。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＴＥＬ

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