1997年6月17日 W串間市長X 山下 茂 殿 W串間市原発阻止X JA青年部連絡協議会 会長 山下 芳数 申 し 入 れ 書 拝啓 梅雨の候、貴職におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 さて、貴職は、さる串間市議会6月定例会において、「誓約書の究極の目的は、九電が 完全に撤退することである。」「九電鎌田副社長に『断念・撤退』を確認したので、誓約 書の目的は達成した」「誓約書を締結した日時、場所、出席者、立会人は、記憶していな い」などと答弁なさいました。 しかし、私どもは、誓約書の目的は、文書に書かれているとおり「1.串間電源立地推 進調査会・串間原発推進協議会が解散した場合、2.九州電力が串間立地断念を表明した 場合でも市長選挙当選1年以内に市民投票を実施する」事であると認識しております。 まして、九電は、現時点において、「串間原発立地断念」を正式文書で表明することを 拒否しております。 私どもは、貴職のご答弁に納得いたしておりません。 つきましては、貴職のご真意をお伺いいたしたく、早急に私どもとの会談の場を設定し ていただくようお願いいたします。 なお、1997年6月20日にご返事いただくようお願いいたします。 その際は、当方からご連絡を差し上げます。 敬具