ビートルズは正規盤だけ聞いてちゃその魅力は分からない!!

*****このコーナーは、私が25年間愛し続けるビートルズについてのちょっとした独り言です。*****

注:私は、著作権を無視しアーチスト側に多大な損害を与える海賊盤業者を決して擁護するものではありません。

(でもジョンは、すっげービートルズブートのコレクターだったんだよ。)

いろいろ問題ありのブートレッグですが、アンソロジーシリーズだけでは補いきれない資料性は否定できません。 たとえばこんなのがあるよってことで私のコレクションのリストを一部掲載します(今回はCDに限らせていただきました)。

  タイトル レーベル  コメント
ULTRA RARE TRAX-VOL.1 SWINGIN' PIG 言わずとしれた高音質ブートのはしりですな。ぶっ飛びましたよ、本当に。STRAWBERRY FIELDS FOREVERがきかせます。
ULTRA RARE TRAX-VOL.2 SWINGIN' PIG 1988年にこのシリーズ出た時には、ほんと生きてて良かったと涙したものです。デイトリッパーがグッドです。
ULTRA RARE TRAX-VOL.3 SWINGIN' PIG ノーウェジアンウッドのテイク1。この時初めてロックにインド楽器が使われたのだ!。YES IT ISのジョンったら。
ULTRA RARE TRAX-VOL.4 SWINGIN' PIG 目玉は1968年の年の瀬、ロックンロールサーカス時のYER BLUESリハーサルテイク。ポールはこの時どんな気持ちでいたのか。
ULTRA RARE TRAX-VOL.5 SWINGIN' PIG LADY MADONNAの最後で何故ピアノの余韻がスパッと切られているのかこれを聞けばわかります。ポールったら。
ULTRA RARE TRAX-VOL.6 SWINGIN' PIG ポールがバッドフィンガーに作ったCOME AND GET ITの一人多重録音のデモがきけます。1969年2月24日、1時間で録りました。
ULTRA RARE TRAX-VOL.7 GENUINE PIG タイトルは上記シリーズと同じだが出どこは違います。でも音質良好のライブのコンピレート盤です。BBCもあるよ。
ULTRA RARE TRAX-VOL.8 GENUINE PIG 1968年デビッド フロスト ショウ出演時のHEY JUDEが聞き物。スタジオのお客さんと最後は大盛り上がり大会だ!
SOMRTHING EXTRA GENUINE PIG 幻のSHE LOVES YOU トゥルーステレオバージョンが聞かせます。BBC音源からも1963年物から6曲収録。
BUDOKAN HALL TOKYO JULY 2,1966 BULLDOG タイトルは7月2日のライブとありますが6月30日の収録だ。しかもアナログおとしでかなりノイズが目立つ。
PALAIS DES SPORTS PARIS JUNE 20,1965 BULLDOG アフタヌーンとイヴニング、両方収録。ポールのフランス語のMCがおちゃめ。外文化に厳しいフランス人が大合唱の嵐だ。しかも男の子。
SAM HOUSTON COLISEUM AUGUST 19,1965 BULLDOG こちらもアフタヌーン、イヴニングともに収録。この日のジョン、どすのきいたボーカルで聞かせます。
HIGH VOLTAGE BLAK PANTHER 1964年、9月2日のフィラデルフィア コンヴェンションホールでのライブ。コンサート終了後のインタビューも収録。
Crying, Waiting, Hoping! WORLD PRODUCTIONS 1964年、エド サリバンショウ出演時のライブを2日とも収録。1964年ロンドン、テレビ出演ライブの前録り(口パク用)も4曲収録。
Conquer America LIVING LEGEND 1964−1965のアメリカでのライヴのコンピレーション物。カンサスでのKANSAS CITY そりゃー もりあがるわなー。イントロの長ーいTICKET TO RIDE、ストリングス付きのYESTERDSAYなど結構楽しめます。
THE RECORDING SESSIONS VOL.1 THE EARY YEARS ブート トゥー ブートと思われる。すべてイントロとエンディングに難あり(フェードイン、フェードアウト)。でもBAD TO MEとONO AND ONE IS TWOのデモテイクが聞けるからよしとする。泣けるぜ、ほんとに。
THE RECORDING SESSIONS VOL.2 THE EARY YEARS OH、I NEED YOUという曲、こりゃビートルズじゃないっしょ!音はいかにもって感じだけど。I WANT YOUもあやしいぜ。
THE RECORDING SESSIONS VOL.3 THE EARY YEARS ULTRA RAREをそのままコピーだよーん。だから音質、もちろんグッド。
THE RECORDING SESSIONS VOL.4 THE EARY YEARS こちらも色んなやつからのかきあつめ。おまけにEVERY LITTLE THINGは誰かが後からギターをかぶせたにせアウトテイクじゃね−か。でもSTEP INSIDE LOVEのデモテイクが聞けちゃうからいいんだよーん。
SESSIONS THE EARY YEARS 有名な同タイトルに色々くっつけてお得です。ジャケットはオリジナルを再現してますが印刷が悪い。このレーベルは総じてレヴェル低いよ。
TICKET TO RIDE OIL WELL どこでも聞けるアウトテイクを10曲収録。
GET BACK OIL WELL 同上。
THE QUARRYMEN AT HOME CHAPTER ONE ビートルズがまだクォーリーメンと名乗っていた頃の1960年のリハーサルテープから。まだ10代のみんながそこに。スチュやピートもいるよ。
LIVE! TICKET TO RIDE BACK TRAX 1963年、10月24日のストックホルム と1965年、6月20日パリでのライヴを収録。音質はエクセレント。お買い得。
GARAGE TAPES FOR SALE BY AUCTION KREMO MUSIC タイトルどうりサザビーズのオークションで落札されたプライベートテープが音源。ジョンの弾き語りによるIF I FELLのデモや、ポールのMICHELLEのデモがきけます。他にも貴重なホームデモを全部で9曲収録。
Watcing Rainbows Ruthless rhymes アナログブートで有名な同タイトルがCDで登場。レット イット ビー セッションを2枚組みで収録。何故かBLACKBIRDも2テイク入ってます。
Hodge' podge Black Dog 高音質を誇るイエロードッグがちょっと音質イマイチのやつをブラックドッグレーベル で出しました。それでもTHAT MEANS A LOTのテストバージョンなど、ききどころいっぱい。
A PARLOPHON REHEARSAL SESSION ADAM V111 タイトルとは何にも関係なくBBCのFROM US TO YOU出演時のリハを収録。かなりいいです。ボーナストラックも14曲収録。
300,000 BEATLES FANS CAN'T BE WRONG LIVING LEGEND 1964年、1月12日と2月1日のオーストラリアでのライヴを収録。観客はすっげーノリです。
TUSSEN DE BOLLEN PEPPERLAND 1964年、7月6日のコペンハーゲンでのライヴ。この時リンゴは扁桃腺を傷めてお休み。代役ジミーニコルのドラミングが聞ける貴重な一枚。しかしボーカルのマイクがオフになっててお客さんの大カラオケ大会状態だー!!
THE WORLD'S BEST FAB FOUR タイトルどうり世界各国の珍しいオフィシャルテイクがまとめて聞けます。
STUDIO WORKS FAB4 ディスコ用に色んな曲をメドレー形式につないでエフェクトかましてダンスミックスに仕上げています。BECAUSUとYESTERDAYのハウスミックスもあるよ。
Beatle Versions Of Solo Beatles Songs And More......... Polyphone ソロになってそれぞれが発表した曲のビートルズによる演奏がおさめられています。したがってゲットバック セッションからの編集です。ALL THINGS MUST PASS、HOT AS SUN、EVERY NIGHT、etc・・・
ARRIVE WITHEOUT TRAVELLING LEMON サージェントの25周年番組にジョージマーチンが出演した時にコンソールを操作しながら思い出を語るシーンがありましたが、それを集めたものや、他のブートでもよく聞くアウトテイクが集められている。ボーナスとして’63のストックホルムのライヴが付いてます。
GET BACK THE MARTIN MIX Apple(フェイク) 超有名なあのゲットバックです。ジャケットも忠実に再現。
JAMMING WITE HEATHER Because ゲットバックセッションの音源から。目玉はヒーザーとのジャム。ジョージのりのり。タイトルのヒーザーとは、リンダの前夫との間の子供。映画レット イット ビーでもその姿を見ることができる。この時5歳ぐらい。
Posters,Insense,and Strove Candles VIGOTONE ’69、9月22日、WBCN FMで放送されたラジオ番組をそのまま収録。この時点ではまだ未発表のジェフエメリック版アルバム ゲットバックからの曲が放送された。
CHRISTMAS ALBAUM THE EARY YEARS イギリスのファンクラブに’63から’69まで配布されたクリスマスアルバムを一枚に収録。
HELP B4 有名なシェルカバーを再現。なかみは正規盤丸ごとにアウトテイクを15曲収録。
AIR TIME WARWICK ’63、10月24日のストックホルムのライヴ、BBCライブを収録。音質ベリーグッド。
Look What We Found LIVING LEGEND ’64、フィラデルフィア コンベンションホールでのライヴと、’66のサーカスクローネのライヴを収録。特に前記でのステージはライヴ録りを控えたハリウッドボールのリハーサルの意味もあったのか、気合入ってます。
Off White NO LABEL ホワイトレコーディング入り前にジョージ宅でやったデモ等’68のアウトテイクを22曲。マスターの質悪し。
Nothing But Aging PEPPERLAND 目玉は、’68、インド、リシケシュにてマハリシの瞑想合宿中のビートルズをイタリアのTVクルーがレポートしたテープ。マイク ラヴ、ドノバンらとのアコースティックセッションです。
Strawberry Fields Forever FAB4 タイトルどうりSTRAWBERRY FIELDS FOREVERのテイク#1から#19までアンソロジーで はしょってた部分まで聞けます。テイク#3最高!
ALL TOO MUCH Dynamaite Studio 各国公式盤に収録されたレアなテイクを25曲。音質も良く、バージョン違いを手っ取り早く集めるにはいいでしょう。
White Album Re-Mix NO LABEL かすです。
Helter Skelter Orange 8分にも及ぶインチキ臭いHELTER SKELTER。
SESSIONS SPANK あのアルバムですが選曲はちょっと違います。音、ジャケット共にすばらしい。
THE PETER SELLERS TAPE SPANK ホワイトのラフモノミックスを何故かリンゴがピーター セラーズに渡したが,その時のテープが音源。オフィシャルとは趣が違ってけっこうおもしろい。
'69 Rehearsals VOL,1 Blue KANGAROO ゲットバックセッションから。GET BACK〜MAYBELLENE〜BROWNEYED HANDSOME MANのメドレーがかっこいい。ハードなI’VE GOT A FEELINGも。
'69 Rehearsals VOL,2 Blue KANGAROO ポールのバックグラウンドボーカルがいかすACROSS THE UNIVERSE。ROCK'N ROLL MUSIC、LUSILLEはほんと楽しそうにやってます。
'69 Rehearsals VOL,3 Blue KANGAROO DON'T LET ME DOUN、試行錯誤して完成に向かう様子を聞いていると泣きそうになります。のちにポールのRAMに収録されるBACK SEAT OF MY CARをすでにこの時リハってます。
Songs from the Past VOL,1 Sidewalk Music ゲットバックセッションから29曲。PLEASE PLEASE MEなんてやってます。
Songs from the Past VOL,2 Sidewalk Music ロックンロール大会です。後にポールがソロで出すANOTHER DAYもすでに。
Songs from the Past VOL,3 Sidewalk Music 鬼気せまるGET BACKを聞け!
Songs from the Past VOL.4 Sidewalk Music シリーズ中一番のおすすめ。ポールの歌うI'M SO TIRED、聞きたいでしょう?
Songs from the Past VOL.5 Sidewalk Music YOU CAN'T DO THATが笑えます(笑ってどうする)。ポールとハモるGIMME SOME TRUTHなんてここでしか聞けませんよ。
GONE TOMORROW HERE TODAY MIDNIGHT BEAT
UNSERPASSED MASTERS VOL.1 Yellow Dog
UNSERPASSED MASTERS VOL.2 Yellow Dog
UNSERPASSED MASTERS VOL.3 Yellow Dog
UNSERPASSED MASTERS VOL.4 Yellow Dog
UNSERPASSED MASTERS VOL.5 Yellow Dog
UNSERPASSED MASTERS VOL.6 Yellow Dog
UNSERPASSED MASTERS VOL.7 Yellow Dog
ACETATES Yellow Dog
CELLULOID ROCK Yellow Dog
UNSURPASSED DEMOS Yellow Dog
THE ORIGINAL DECCA TAPRS Yellow Dog
GET BACK AND 22 OTHER SOMGS Yellow Dog
THE COMPLETE ROOFTOP CONSERT Yellow Dog
ALL THINGS MUST PASS Part 1 Yellow Dog
CONTROL ROOM MONITER MIXES Yellow Dog
COMPRETE CHRISTMAS COLLECTION Yellow Dog
HOLLYWOOD BOWL Yellow Dog
WBCN GET BACK REFERENCE ACETATE Yellow Dog
THE ULTIMATE LIVE COLLECTION Yellow Dog
ALL THINGS MUST PASS Part2 Yellow Dog
ROCK AND ROLL Yellow Dog
TO BE EXPECTED Yellow Dog
LEANING ON A LAMPPOST Yellow Dog
At the Beeb 1 PYRAMID
At the Beeb 2 PYRAMID
At the Beeb 3 PYRAMID
At the Beeb 4 PYRAMID
At the Beeb 5 PYRAMID
At the Beeb 6 PYRAMID
At the Beeb 7 PYRAMID
At the Beeb 8 PYRAMID
At the Beeb 9 PYRAMID
At the Beeb 10 PYRAMID
At the Beeb 11 PYRAMID
At the Beeb 12 PYRAMID
At the Beeb 13 PYRAMID
ROCK AND ROLL MUSIK PYRAMID
Live in Paris 1964 and in San Francisco 1966 PYRAMID

どうです、聞きたくなったでしょう? (そのうちソロもやります)

最近FBIなどの大がかりな手入れなどがありブート業者は壊滅状態だそうです。したがって現在なかなか新しい音源を耳にすることができません。アンソロジー効果もあるでしょう。でもまだまだ僕らの聞いたことのないサウンドが何所かにねむってるはずです。
わたしはビートルズの物だったら何でもってわけではなくて、まだ聞いてない音を聞きたい、ということでブートを聞いています。考古学の発掘作業みたいな物ですね。それではディープなビートルズワールドに、あなたも 足を踏み入れてみましょう。

ご意見等、メールにて。同胞の方々ぜひ情報交換をしましょう。

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