★救急新刊の御案内★


 救急研修医にお薦めの一冊です.

 編者は船橋市立医療センター救命救急センター箕輪良行先生と、福井県立病院救命救急センター林 寛之先生です.自治医大出身で各地で救急を担っている救急医を執筆者に選んであります。CPAを含めて救急外来を訪れる様々な症状を訴える人の中からいかにして重症患者を見つけ出すか、あるいは重要疾患を見落とさないようにするかを中心に記載してあります。CPAに対する処置もACLSコースに基づいて記載してあります。内科系の頭痛・胸痛・腹痛・痙攣などのみでなく、外科系の腹腔内出血や頚髄損傷、脱臼骨折などに対しても初期治療として何をしなければいけないかが詳しく記載してあります。

 本書が第一線の救急診療の中で模索している救急研修医のよきバイブルになるものと確信しています.

題 名:救急総合診療 Basic20問 最初の1時間にすること・考えること
著 者:箕輪良行,林 寛之
発行所:医学書院
定 価:4,000円



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